処方薬
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」
先発
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の基本情報
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の概要
商品名 | フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」 |
---|---|
一般名 | フェニルアラニン除去ミルク(2) |
薬価・規格 | 14.3円 (1g) |
薬の形状 |
内用薬 > 散剤 > 散
|
製造会社 | 雪印メグミルク |
YJコード | 3279103X2032 |
レセプト電算コード | 621490901 |
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の主な効果と作用
- 乳幼児
代謝 異常症(フェニルケトン尿症)用特殊ミルクです。
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の用途
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の用法・用量
- 通常、本剤を用時に、溶解濃度が15~20(w/v%)になるように温湯(70~80℃)に溶解し、よく攪拌後経口投与する
- 血中フェニルアラニン濃度を定期的に測定しながら、本剤の投与量を定める
- (用法及び用量に関連する注意)本剤の投与量の目安は、乳児期:60~100g/日、幼児期前半(1~2歳):100~120g/日、幼児期後半(3~5歳):120~150g/日、学童期前半(6~9歳):150~200g/日、学童期後半及びそれ以後:200~250g/日とするが、医師の指示により適宜増減する
- 治療開始に際しては、次の摂取フェニルアラニン量を一応の目安とし、空腹時血中フェニルアラニン濃度が、全年齢を通じて2~6mg/dL(120~360μmol/L)に維持されるように摂取フェニルアラニン量を定める
- [摂取フェニルアラニン量(目安)]1). 0~3箇月:70~50mg/kg体重/日
- 2). 3~6箇月:60~40mg/kg体重/日
- 3). 6~12箇月:50~30mg/kg体重/日
- 4). 1~2歳:40~20mg/kg体重/日
- 5). 2~3歳:35~20mg/kg体重/日
- 6). 3歳以後:35~15mg/kg体重/日
- 本剤の計量は、秤を用いて量ることが望ましいが、簡易的に計量する場合は、添付の計量用スプーンを用いる
- 計量用スプーンの内容量はスリキリ1杯で約3gである
- 濃度別調製は次を参照し溶解する
- 1). 調乳濃度15w/v%:秤とり量15g(スプーン5杯)、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質2.37g、脂肪2.57g、炭水化物9.06g、灰分0.55g、エネルギー68.7kcal)
- 2). 調乳濃度16w/v%:秤とり量16g、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質2.53g、脂肪2.74g、炭水化物9.67g、灰分0.59g、エネルギー73.3kcal)
- 3). 調乳濃度17w/v%:秤とり量17g、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質2.69g、脂肪2.91g、炭水化物10.27g、灰分0.63g、エネルギー77.9kcal)
- 4). 調乳濃度18w/v%:秤とり量18g(スプーン6杯)、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質2.84g、脂肪3.08g、炭水化物10.88g、灰分0.66g、エネルギー82.4kcal)
- 5). 調乳濃度19w/v%:秤とり量19g、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質3.00g、脂肪3.25g、炭水化物11.48g、灰分0.70g、エネルギー87.0kcal)
- 6). 調乳濃度20w/v%:秤とり量20g、出来上がり100mL(溶液100mL中の組成;フェニルアラニン0mg、たん白質3.16g、脂肪3.42g、炭水化物12.09g、灰分0.74g、エネルギー91.6kcal)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
フェニルアラニン除去ミルク配合散「雪印」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください