処方薬
プラスアミノ輸液

プラスアミノ輸液の基本情報

プラスアミノ輸液の概要

商品名 プラスアミノ輸液
一般名 総合アミノ酸製剤(ブドウ糖加)注射液
薬価・規格 347.0円 (500mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 大塚製薬工場
ブランド プラスアミノ輸液 他
YJコード 3259510A4032
レセプト電算コード 620007475
添付文書PDFファイル

プラスアミノ輸液の主な効果と作用

  • 低タンパク血症、低栄養状態および手術前後においてアミノ酸を補給します。
  • タンパク質(アミノ酸)、糖質(ブドウ糖)を含むお薬です。

プラスアミノ輸液の用途

  • 手術前後のアミノ酸補給
  • 低栄養状態のアミノ酸補給
  • 低蛋白血症のアミノ酸補給

プラスアミノ輸液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、血管痛、過敏症、発疹、悪心、嘔吐、胸部不快感、動悸、アシドーシス、悪寒

上記以外の副作用

発熱、熱感、頭痛

プラスアミノ輸液の用法・用量

  • 通常成人1回500~1000mLを点滴静注する
  • 投与速度は、アミノ酸の量として60分間に10g前後が体内利用に望ましく、通常成人500mL当たり90~120分を基準とし、小児、老人、重篤な患者には更に緩徐に注入する
    • なお、年齢、症状、体重により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

プラスアミノ輸液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アミノ酸代謝異常
    • 肝性昏睡
    • 高窒素血症<透析又は血液ろ過実施中を除く>
    • 重篤な腎障害<透析又は血液ろ過実施中を除く>
    • カリウム欠乏傾向
    • 高度アシドーシス
    • 糖尿病
    • うっ血性心不全
    • 透析又は血液ろ過実施中の高窒素血症
    • 透析又は血液ろ過実施中の重篤な腎障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

プラスアミノ輸液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ジギタリス剤 中毒<不整脈等>
ジゴキシン 中毒<不整脈等>

プラスアミノ輸液と主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 347.0円 (500mL1袋)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 大塚製薬工場
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 289.0円 (200mL1袋)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 大塚製薬工場
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プラスアミノ輸液に関係する解説

末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)

  • プラスアミノ輸液は、末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)に分類される。
  • 末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)とは、糖質・電解質・アミノ酸などを含み主に腕などの末梢静脈から点滴投与する輸液剤。通常、食欲不振や軽度の意識障害などにより経口からの栄養摂取が不十分な場合や比較的栄養状態は良いが経口摂取ができない手術前後などで使われる輸液剤。

末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)の代表的な商品名

  • プラスアミノ輸液
  • ビーフリード輸液
  • ツインパル輸液
  • パレセーフ輸液
  • アミグランド輸液
  • パレプラス輸液
末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)についての詳しい解説を見る