処方薬
モノヴァー静注1000mg
先発
モノヴァー静注1000mgの基本情報
モノヴァー静注1000mgの概要
商品名 | モノヴァー静注1000mg |
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一般名 | デルイソマルトース第二鉄注射液 |
薬価・規格 | 12376.0円 (1,000mg10mL1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | 日本新薬 |
YJコード | 3222405A2022 |
レセプト電算コード | 622926601 |
モノヴァー静注1000mgの主な効果と作用
- 体内で不足した鉄分を補い、
骨髄 での造血力を高める働きがあります。 - 鉄分の不足が原因となる貧血の症状を改善するお薬です。
モノヴァー静注1000mgの用途
モノヴァー静注1000mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
肝酵素上昇、代謝異常、低リン酸血症、蕁麻疹、発熱、ほてり、腹部不快感、下痢、悪心、腹痛、上腹部痛
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、重篤な過敏症
上記以外の副作用
便秘、肝機能異常、血清フェリチン増加、高フェリチン血症、食欲減退、関節痛、背部痛、筋肉痛、頭痛、傾眠、呼吸困難、湿疹、紅斑、皮膚そう痒症、発疹、皮膚変色、倦怠感、月経過多、溢出、注射部位変色、顔面浮腫、疲労、血圧上昇、CRP増加
モノヴァー静注1000mgの用法・用量
- 通常、体重50kg以上の成人には、鉄として1回あたり1000mgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する
- 通常、体重50kg未満の成人には、鉄として1回あたり20mg/kgを上限として週1回点滴静注、又は鉄として1回あたり500mgを上限として最大週2回緩徐に静注する
- なお、治療終了時までの総投与鉄量は、患者のヘモグロビン濃度及び体重に応じるが、鉄として2000mg(体重50kg未満の成人は1000mg)を上限とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤の投与に際しては、次を参考に、過量投与にならないよう、総投与鉄量に注意すること
- また、1回投与鉄量及び投与間隔は用法及び用量を踏まえ、適切に設定すること
- [本剤の総投与鉄量]1). 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL以上:①. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL以上で体重40kg未満:次記の計算式を用いて算出する
- ②. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL以上で体重40kg以上50kg未満:本剤の総投与鉄量750mg
- ③. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL以上で体重50kg以上70kg未満:本剤の総投与鉄量1000mg
- ④. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL以上で体重70kg以上:本剤の総投与鉄量1500mg
- 2). 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL未満:①. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL未満で体重40kg未満:次記の計算式を用いて算出する
- ②. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL未満で体重40kg以上50kg未満:本剤の総投与鉄量1000mg
- ③. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL未満で体重50kg以上70kg未満:本剤の総投与鉄量1500mg
- ④. 投与前ヘモグロビン濃度10g/dL未満で体重70kg以上:本剤の総投与鉄量2000mg
- 体重40kg未満の患者における総投与鉄量(mg)=[2.2×(16-投与前ヘモグロビン濃度g/dL)+10]×(体重kg)
- 7.2. 分娩後出血に伴う鉄欠乏性貧血の患者の総投与鉄量の決定には、妊娠前の体重、本剤投与前のヘモグロビン濃度に基づき算出すること
- 7.3. 再治療の必要性は、投与終了後8週以降を目安にヘモグロビン濃度、血清フェリチン値、患者の状態等から、鉄過剰に留意して慎重に判断すること〔12.2参照〕
- 7.4. 本剤を点滴静注する場合は、生理食塩液で希釈し15分以上かけて投与すること
- 静脈内投与する場合は、希釈せずもしくは生理食塩液で希釈して2分以上かけて緩徐に投与すること〔14.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
モノヴァー静注1000mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください