処方薬
フェロミア錠50mg
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フェロミア錠50mgの基本情報

フェロミア錠50mgの概要

商品名 フェロミア錠50mg
一般名 クエン酸第一鉄ナトリウム錠
薬価・規格 7.2円 (鉄50mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
ブランド フェロミア顆粒8.3% 他
YJコード 3222013F1025
レセプト電算コード 613220039
識別コード S301
添付文書PDFファイル

フェロミア錠50mgの主な効果と作用

  • 体内で不足した鉄分を補い、骨髄での造血力を高める働きがあります。
  • 鉄分の不足が原因となる貧血の症状を改善するお薬です。

フェロミア錠50mgの用途

フェロミア錠50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、嘔吐、上腹部不快感、胃痛、腹痛、下痢、食欲不振、便秘、胸やけ、発疹、AST上昇

上記以外の副作用

ALT上昇、過敏症、光線過敏症、腹部膨満感、そう痒感、Al-P上昇、頭痛、めまい、倦怠感、浮腫

フェロミア錠50mgの用法・用量

  • 通常成人は、鉄として1日100~200mg(2~4錠)を1~2回に分けて食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フェロミア錠50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フェロミア錠50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
鉄イオン含有製剤 鉄過剰症を起こす
MRI用肝臓造影剤投与中 鉄過剰症を起こす
セフジニル<経口> 吸収を約10分の1に阻害
キノロン系抗菌剤<経口> 吸収を阻害
塩酸シプロフロキサシン<服用> 吸収を阻害
ノルフロキサシン<経口> 吸収を阻害
トシル酸トスフロキサシン<服用> 吸収を阻害
スパルフロキサシン<経口> 吸収を阻害
甲状腺製剤<経口> 吸収を阻害
レボチロキシン<経口> 吸収を阻害
リオチロニンナトリウム<経口> 吸収を阻害
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 相互に吸収を阻害
制酸剤 鉄の吸収を阻害
アロプリノール 肝の鉄貯蔵量が増加

飲食物との組み合わせ注意

  • タンニンを含むもの<ウーロン茶、コーヒー、赤ワイン、紅茶、日本茶 など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

フェロミア錠50mgと主成分が同じ薬

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    薬価 5.7円 (鉄50mg1錠)
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    製造会社 武田テバファーマ
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フェロミア錠50mgに関係する解説

経口鉄剤

  • フェロミア錠50mgは、経口鉄剤に分類される。
  • 経口鉄剤とは、赤血球の生成に関わる鉄(鉄分)を体内に補充することで、主に鉄欠乏性貧血による頭痛やめまい、息切れなどの症状を改善する薬。

経口鉄剤の代表的な商品名

  • インクレミンシロップ
  • フェロミア
  • フェルム
  • リオナ
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