処方薬
エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」
後発

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の基本情報

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の概要

商品名 エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」
一般名 エルデカルシトールカプセル
薬価・規格 14.1円 (0.5μg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 日医工
YJコード 3112006M1049
レセプト電算コード 622788001
添付文書PDFファイル

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の主な効果と作用

  • 腸からのカルシウムの吸収を促し、骨がもろくなるのを防ぐ働きがあります。
  • 骨粗鬆症を治療するお薬です。

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の用途

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

尿中カルシウム増加、血中カルシウム増加、便秘、胃不快感、口渇、胃炎、γ-GTP上昇、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、クレアチニン上昇

起こる可能性のある重大な副作用

高カルシウム血症、尿路結石、急性腎障害、血清カルシウム上昇

上記以外の副作用

BUN上昇、尿中血陽性、尿中蛋白陽性、血中尿酸増加、Al-P上昇、ヘモグロビン減少、白血球数減少、貧血、ヘマトクリット減少、赤血球数減少、発疹、皮膚そう痒症、耳鳴、嘔気、下痢、腹痛、浮動性めまい、味覚異常、浮腫

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の用法・用量

  • 通常、成人にはエルデカルシトールとして1日1回0.75μgを経口投与する
  • ただし、症状により適宜1日1回0.5μgに減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)血清カルシウム値を定期的に測定し、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬し、休薬後は、血清カルシウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開すること(なお、本剤1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、患者の状態に応じ、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮すること)〔8.1、8.2、9.1.1、9.2腎機能障害患者の項、10.2、11.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ジギタリス剤 高カルシウム血症に伴う不整脈
ジゴキシン 高カルシウム血症に伴う不整脈
カルシウム経口剤 高カルシウム血症
乳酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症
炭酸カルシウム<経口> 高カルシウム血症
ビタミンD 高カルシウム血症
ビタミンD誘導体製剤 高カルシウム血症
アルファカルシドール 高カルシウム血症
カルシトリオール 高カルシウム血症
PTH製剤 高カルシウム血症
テリパラチド 高カルシウム血症
PTHrP製剤 高カルシウム血症
アバロパラチド酢酸塩 高カルシウム血症
マグネシウムを含有する薬剤 高カルシウム血症、ミルク・アルカリ症候群、高窒素血症、アルカローシス
酸化マグネシウム 高カルシウム血症、ミルク・アルカリ症候群、高窒素血症、アルカローシス
炭酸マグネシウム 高カルシウム血症、ミルク・アルカリ症候群、高窒素血症、アルカローシス
マグネシウム製剤経口剤 高マグネシウム血症
酸化マグネシウム<経口> 高マグネシウム血症
炭酸マグネシウム<経口> 高マグネシウム血症

飲食物との組み合わせ注意

  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • ビタミンDを含むもの<きくらげ、あんこう、しらす干し、いわし、にしん など>
  • マグネシウムを含むもの<海苔、わかめ、バジル、昆布、ひじき など>

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エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」に関係する解説

活性型ビタミンD3製剤

  • エルデカルシトールカプセル0.5μg「日医工」は、活性型ビタミンD3製剤に分類される。
  • 活性型ビタミンD3製剤とは、小腸からのカルシウム吸収を促進させ、骨量の減少を抑え骨粗しょう症による骨折などの危険性を低下させる薬。

活性型ビタミンD3製剤の代表的な商品名

  • エディロール
  • アルファロール、ワンアルファ
  • ロカルトロール
  • フルスタン、ホーネル
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