処方薬
タクロリムス軟膏0.1%「PP」
後発

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の基本情報

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の概要

商品名 タクロリムス軟膏0.1%「PP」
一般名 タクロリムス水和物軟膏
薬価・規格 38.2円 (0.1%1g)
薬の形状
外用薬 > 皮膚塗布剤 > 軟膏・硬膏
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製造会社 サンファーマ
YJコード 2699709M1044
レセプト電算コード 622146301
添付文書PDFファイル

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の主な効果と作用

  • 皮膚の免疫力やアレルギー反応をおさえることにより、炎症をおさえる働きがあります。
  • 皮膚のはれ、かゆみなどのアトピー性皮膚炎の症状を改善するお薬です。

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の用途

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

皮膚刺激感、皮膚熱感、皮膚灼熱感、皮膚ほてり感、皮膚疼痛、皮膚ヒリヒリ感、皮膚がしみる、皮膚そう痒感、皮膚感染症、皮膚細菌性感染症、毛嚢炎

上記以外の副作用

伝染性膿痂疹、皮膚ウイルス性感染症、単純疱疹、カポジ水痘様発疹症、皮膚真菌性感染症、皮膚白癬、ざ瘡、ざ瘡様皮疹、皮膚乾燥、丘疹、接触皮膚炎、頭痛、頭重感、皮膚以外の感染症、上気道炎、リンパ節炎、高度の皮膚刺激感が持続、紅斑、酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の用法・用量

  • 通常、成人には1日1~2回、適量を患部に塗布する
    • なお、1回あたりの塗布量は5gまでとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 皮疹の増悪期には角質層のバリア機能が低下し、血中濃度が高くなる可能性があるので、本剤の使用にもかかわらず2週間以内に皮疹の改善が認められない場合には使用を中止すること(また、皮疹の悪化をみる場合にも使用を中止すること)
  • 7.2. 症状改善により本剤塗布の必要がなくなった場合は、速やかに塗布を中止し、漫然と長期にわたって使用しないこと
  • 7.3. 1日2回塗布する場合はおよそ12時間間隔で塗布すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タクロリムス軟膏0.1%「PP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度腎障害
    • 高度高カリウム血症
    • 紫外線療法実施中
    • Netherton症候群
    • 魚鱗癬様紅皮症
    • PUVA療法実施中
    • 皮膚感染症
    • 高度肝障害
    • 重度皮疹
    • 全身に皮疹を認める紅皮症
    • 塗布面積が広範囲
    • 高カリウム血症<高度高カリウム血症を除く>
    • 腎障害<高度腎障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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タクロリムス軟膏0.1%「PP」に関係する解説

免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用塗布剤)

  • タクロリムス軟膏0.1%「PP」は、免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用塗布剤)に分類される。
  • 免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用塗布剤)とは、免疫抑制作用により、アレルギー反応を抑え皮膚の痒みや赤みなどを改善する薬。

免疫抑制薬(アトピー性皮膚炎用外用塗布剤)の代表的な商品名

  • プロトピック
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