処方薬
オルセノン軟膏0.25%
先発

オルセノン軟膏0.25%の添付文書

添付文書PDFファイル

PDFファイルを開く

※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。

効果・効能

褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、糖尿病性潰瘍、下腿潰瘍)。

(効能・効果に関連する使用上の注意)

熱傷潰瘍に本剤を使用する場合、本剤の対象は熱傷後の二次損傷により生じた熱傷潰瘍であるので、新鮮熱傷に対しては他の適切な療法を考慮する。

用法・用量

症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。潰瘍面を清拭後、1日1~2回ガーゼなどにのばして貼布するか、又は患部に直接塗布する。

副作用

本剤の副作用集計対象となった5,688例中、59例(1.04%)に副作用が認められた。その主なものは、発赤17例(0.30%)等の皮膚症状及び感染14例(0.25%)、疼痛・刺激感11例(0.19%)等であった[再審査終了時の集計]。

次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。

  1. 皮膚:(0.1~1%未満)発赤・紅斑・皮膚そう痒等の皮膚症状[症状が強い場合には使用を中止する]。

  2. 使用部位:(0.1~1%未満)疼痛・刺激感、(0.1%未満)出血[経過を観察しながら使用する]。

  3. その他:(0.1~1%未満)感染[抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察する]。

使用上の注意

(禁忌)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。

(重要な基本的注意)

本剤による治療は保存的治療であることに留意し、約2カ月間使用しても症状の改善が認められない場合には外科的療法等を考慮する。

(適用上の注意)

使用部位:

  1. 潰瘍面を清拭消毒後、貼布又は塗布する。

  2. 眼科用に使用しない。

(取扱い上の注意)

  1. 使用のつど必ず蓋をきちんと閉めて保存する。

  2. 使用期限内であっても、開封後はなるべく速やかに使用する。

(保管上の注意)

遮光。