処方薬
オクソラレン錠10mg
オクソラレン錠10mgの基本情報
オクソラレン錠10mgの概要
商品名 | オクソラレン錠10mg |
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一般名 | メトキサレン錠 |
薬価・規格 | 148.2円 (10mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 大正製薬 |
ブランド | オクソラレン錠10mg 他 |
YJコード | 2699002F1046 |
レセプト電算コード | 620004956 |
識別コード | T130 |
オクソラレン錠10mgの主な効果と作用
- 白斑(しろなまず)を治療するお薬です。
- 紫外線の吸収を強める働きがあります。塗布してから紫外線を照射すると、色素の産生と沈着を促します。
オクソラレン錠10mgの用途
オクソラレン錠10mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
腹痛、嘔気、潮紅、めまい、不眠、顔面浮腫、胸内苦悶、食欲不振、胃部不快感、皮膚腫脹、皮膚水疱
上記以外の副作用
皮膚そう痒、皮膚痛、皮膚色素沈着低下症、抑うつ、頭痛、肝機能障害
オクソラレン錠10mgの用法・用量
- 通常、成人では1日2錠(メトキサレンとして20mg)、7~12歳で1日1~2錠(メトキサレンとして10~20mg)、6歳以下では1日1錠(メトキサレンとして10mg)を経口投与する
- なお症状により適宜増減する
- 経口投与2時間後に日光浴あるいは人工紫外線の照射を行う
- 全身汎発性の白斑には内服療法が望ましい
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 紫外線を照射する場合、照射源及び個人差に応じて至適量を個々に把握する必要があり、その目安としては、照射した翌日の治療白斑部位が軽度にピンク色に発赤し、持続する程度が適当である
- 7.2. 特に最初の照射量は、皮膚炎を防止する上からも、最少紅斑量以下から開始することが望ましく、一応の目安として、日光浴の場合は5分より始め、人工紫外線照射の場合は、光源より20~30cmの距離から1分より始め、以後白斑部位の皮膚症状により漸増・漸減して至適量を把握し、照射すること
- 7.3. 本剤は360nmをピークとする波長に高い活性を有するので、主として360nm付近の波長を有するBlack-lightの照射が望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
オクソラレン錠10mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
オクソラレン錠10mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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光線過敏症を起こすことがある薬剤 | 光線過敏症 |
キノロン系抗菌剤 | 光線過敏症 |
テトラサイクリン系抗生物質 | 光線過敏症 |
サルファ剤 | 光線過敏症 |
タール製剤 | 光線過敏症 |
チアジド系薬剤 | 光線過敏症 |
ポルフィリン系薬剤 | 光線過敏症 |
フェノチアジン系薬剤 | 光線過敏症 |
CYP2A6で主に代謝される薬剤 | 作用を増強 |
レトロゾール | 作用を増強 |
塩酸ファドロゾール水和物 | 作用を増強 |
塩酸ピロカルピン | 作用を増強 |
飲食物との組み合わせ注意
- ライム
- アメリカボウフウ(パースニップ)
- フロクマリンを含むもの<いちじく、セロリ、にんじん、からし、パセリ など>
- 光線過敏症を起こすことがある食品<いちじく、セロリ、にんじん、からし、クロレラ食品 など>