処方薬
次没食子酸ビスマス「ケンエー」

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の基本情報

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の概要

商品名 次没食子酸ビスマス「ケンエー」
一般名 次没食子酸ビスマス
薬価・規格 12.6円 (1g)
薬の形状
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製造会社 健栄製薬
YJコード 2649715X1052
レセプト電算コード 620001597
添付文書PDFファイル

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の主な効果と作用

  • 下痢を止めるお薬です。
  • 皮膚や粘膜を保護し、炎症をやわらげる働きがあります。
  • 皮膚のびらん潰瘍を乾燥または保護したり、痔を治療するお薬です。

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の用途

  • 下痢症
  • 痔疾の保護
  • 痔疾の収れん
  • 痔疾の乾燥
  • 皮膚潰瘍の保護
  • 皮膚潰瘍の収れん
  • 皮膚潰瘍の乾燥
  • 皮膚びらんの保護
  • 皮膚びらんの収れん
  • 皮膚びらんの乾燥

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

嘔気、食欲不振、粘膜の青色又は青黒色の着色、過敏症、刺激感

起こる可能性のある重大な副作用

精神神経系障害、間代性けいれん、昏迷、錯乱、運動障害、不安、不快感、記憶力減退、頭痛、無力感、注意力低下、振せん、集中力低下

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の用法・用量

  • 〈経口〉次没食子酸ビスマスとして、通常成人1日1.5~4gを3~4回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 〈外用〉通常、そのまま散布剤として使用するか、5~10%の散布剤、軟膏又はパスタとして使用する
  • (用法及び用量に関連する注意)〈経口〉精神神経系障害があらわれるおそれがあるので経口長期連続投与を避け、やむをえない場合には、原則として1ヵ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめること〔11.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

次没食子酸ビスマス「ケンエー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
    • 細菌性下痢<出血性大腸炎は除く>
    • 回腸瘻造設術
    • 過敏症
    • 結腸瘻造設術
    • 消化管憩室
    • 人工肛門造設術
    • 便秘

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

次没食子酸ビスマス「ケンエー」と主成分が同じ薬

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次没食子酸ビスマス「ケンエー」に関係する解説

止瀉薬

  • 次没食子酸ビスマス「ケンエー」は、止瀉薬に分類される。
  • 止瀉薬とは、腸の粘膜の刺激緩和、抗炎症作用、腸運動抑制作用などにより下痢の症状を改善する薬。

止瀉薬の代表的な商品名

  • ロペミン
  • 次硝酸ビスマス
  • タンニン酸アルブミン、タンナルビン
  • アドソルビン
  • フェロベリン
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