処方薬
ゲーベンクリーム1%

ゲーベンクリーム1%の基本情報

ゲーベンクリーム1%の概要

商品名 ゲーベンクリーム1%
一般名 スルファジアジン銀クリーム
薬価・規格 12.8円 (1%1g)
薬の形状
外用薬 > 皮膚塗布剤 > クリーム
外用薬 > 皮膚塗布剤 > クリームのアイコン
製造会社 田辺三菱製薬
YJコード 2633705N1031
レセプト電算コード 620008991
添付文書PDFファイル

ゲーベンクリーム1%の主な効果と作用

  • やけど床ずれなどの皮膚の潰瘍部分の菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 重症の熱傷や皮膚潰瘍による創傷感染症を治療するお薬です。

ゲーベンクリーム1%の用途

  • 外傷の二次感染
  • 潰瘍の二次感染
  • 手術創の二次感染
  • 熱傷の二次感染
  • びらんの二次感染

ゲーベンクリーム1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、接触皮膚炎、白血球減少、皮膚疼痛、過敏症、発赤、光線過敏症、菌交代現象、化膿性感染症、貧血、血小板減少

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少、皮膚壊死、間質性腎炎

ゲーベンクリーム1%の用法・用量

  • 1日1回、滅菌手袋などを用いて、創面を覆うに必要かつ十分な厚さ(約2~3mm)に直接塗布する
  • 又は、ガーゼ等に同様の厚さにのばし、貼付し、包帯を行う
    • なお、第2日目以後の塗布に際しては、前日に塗布した本剤を清拭又は温水浴等で洗い落としたのち、新たに本剤を塗布すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゲーベンクリーム1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゲーベンクリーム1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
外皮用酵素製剤 作用を減弱
ブロメライン<外皮用> 作用を減弱

ゲーベンクリーム1%と主成分が同じ薬

  • 外用薬 > 皮膚塗布剤 > クリームのアイコン
    薬価 12.8円 (1%1g)
    薬の形状 外用薬 > 皮膚塗布剤 > クリーム
    製造会社 田辺三菱製薬
主成分が同じ薬をすべて見る

ゲーベンクリーム1%に関係する解説

褥瘡(床ずれ)・皮膚潰瘍治療薬

  • ゲーベンクリーム1%は、褥瘡(床ずれ)・皮膚潰瘍治療薬に分類される。
  • 褥瘡(床ずれ)・皮膚潰瘍治療薬とは、褥瘡(床ずれ)などの皮膚潰瘍に用い、薬剤によって感染制御、壊死組織の除去、創面の修復、血管新生など作用は様々であり、創面(傷口)の状態に合わせて薬剤を使い分ける。

褥瘡(床ずれ)・皮膚潰瘍治療薬の代表的な商品名

  • ユーパスタ、カデックス、ヨードコート
  • ゲーベン
  • ブロメライン
  • プロスタンディン
  • フィブラスト
褥瘡(床ずれ)・皮膚潰瘍治療薬についての詳しい解説を見る