処方薬
ペニフォー錠10
後発

ペニフォー錠10の基本情報

ペニフォー錠10の概要

商品名 ペニフォー錠10
一般名 プロピベリン塩酸塩10mg錠
薬価・規格 16.3円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 キョーリンリメディオ
ブランド ペニフォー錠10 他
YJコード 2590007F1161
レセプト電算コード 620002817
識別コード PH731
添付文書PDFファイル

ペニフォー錠10の主な効果と作用

  • 尿の出が悪い、残尿感、トイレが近いなどの症状を改善するお薬です。
  • 尿の回数が増えたり、尿意を強く感じたり、無意識に尿が出たりする症状を改善するお薬です。
  • 膀胱の筋肉の異常な収縮をおさえるとともに膀胱を収縮させる物質の働きをおさえて膀胱の容量を増やす働きがあります。
  • 自分ではコントロールできない膀胱の過剰な収縮をおさえ、膀胱に尿をためやすくする働きがあります。

ペニフォー錠10の用途

ペニフォー錠10の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、クレアチニン上昇、そう痒、口渇、腹痛、嘔吐、消化不良、下痢、食欲不振、舌炎、排尿困難

起こる可能性のある重大な副作用

急性緑内障発作、眼圧亢進、嘔気、頭痛、眼痛、視力低下、尿閉、麻痺性イレウス、著しい便秘、腹部膨満、幻覚、譫妄、腎機能障害、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎、QT延長、心室性頻拍、房室ブロック、徐脈、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

残尿、尿意消失、眩暈、しびれ、眠気、意識障害、見当識障害、一過性健忘、パーキンソン症状、すくみ足、小刻み歩行、歩行障害、振戦、ジスキネジー、動悸、血圧上昇、期外収縮、胸部不快感、過敏症、発疹、蕁麻疹、眼調節障害、眼球乾燥、Al-P上昇、白血球減少、倦怠感、浮腫、味覚異常、腰痛、嗄声、痰のからみ、咽頭部痛

ペニフォー錠10の用法・用量

  • プロピベリン塩酸塩として20mgを1日1回食後経口投与する
  • 年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分の場合は、20mgを1日2回まで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ペニフォー錠10の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 胃アトニー
    • 重症筋無力症
    • 重篤な心疾患
    • 腸アトニー
    • 腸管閉塞
    • 尿閉
    • 閉塞隅角緑内障
    • 十二指腸閉塞
    • 幽門閉塞
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝障害
    • 甲状腺機能亢進症
    • 腎障害
    • 前立腺肥大症
    • 脳血管障害
    • 排尿困難
    • パーキンソン症状
    • 不整脈
    • 緑内障

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ペニフォー錠10の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗コリン作用を有する薬剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
三環系抗うつ剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
フェノチアジン系薬剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる
モノアミン酸化酵素阻害剤 口渇・便秘・排尿困難等の副作用が強く現れる

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