処方薬
パオスクレー内痔核内注射用250mg
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パオスクレー内痔核内注射用250mgの添付文書

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効果・効能

内痔核。

用法・用量

1回5mLを粘膜下に注射し、1部位に対する1回の注射量は1~3mLとする。症状に応じ、適宜増減する。

副作用

総症例2,494例中57例(2.29%)の副作用が認められ、主な副作用は疼痛38件(1.52%)、糜爛8件(0.32%)、腫脹5件(0.20%)、悪心5件(0.20%)であった(パオスクレー承認時及び承認後3年間の調査)。

  1. 投与部位:(0.1~5%未満)疼痛、糜爛、肛門部不快感、腫脹、注射部出血、(0.1%未満)肛門部狭窄感、(頻度不明)痔核嵌頓、血腫。

  2. 循環器:(0.1%未満)徐脈、(頻度不明)血圧低下。

  3. 消化器:(0.1~5%未満)悪心、(頻度不明)嘔吐。

  4. その他:(0.1~5%未満)冷汗、(0.1%未満)眩暈、(頻度不明)悪寒、熱感。

使用上の注意

(禁忌)

  1. 肛門(歯状線より下方)[疼痛を伴う]。

  2. 直腸下部の粘膜下以外の部位[糜爛・壊死等の症状が現れることがある]。

(重要な基本的注意)

  1. 本剤の副作用は注射手技上発生することが多いので、次記の点に特に注意する。

    1. 痔静脈内に誤って注入すると、まれに肝臓の油塞栓を生じることがあるので、注射筒に血液の逆流のないことを確かめるなど、特に注意する。
    2. 歯状線より下方に注入したり、薬液が歯状線下に浸潤すると、肛門部疼痛が、また、粘膜内に注入すると注射部の糜爛・壊死等の症状が現れることがあるので、歯状線より上部(直腸下部)の粘膜下に注入する。
    3. 前方に深く注入すると、まれに排尿障害、前立腺炎、尿道部疼痛等の症状が現れることがあるので注意する。
  2. 注射後、20分間程度医師の監督下に留め、患者の全身状態を観察する。

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。

(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)

妊婦、産婦等に対する安全性は確立していない。

(適用上の注意)

  1. アンプルカット時:アンプルカット時にガラス微小片の混入をさけるため、エタノール綿等でアンプルの首のまわりを清拭し、カットする。

  2. 投与時

    1. 注射針刺入時、血液の逆流のないことを確かめる。
    2. 5~20mmの二段針又は22~23ゲージの70~80mmの針で粘膜下組織に少量の薬液を注入し痛みなく浮腫状膨隆が起き粘膜の小血管走行が明瞭になってくることを確かめる(尚深すぎれば疼痛があり浅すぎれば白色貧血状の膨疹となるのでこの場合は注入をやり直す)。