処方薬
パルタンM注0.2mg
後発

パルタンM注0.2mgの基本情報

パルタンM注0.2mgの概要

商品名 パルタンM注0.2mg
一般名 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注射液
薬価・規格 82.0円 (0.02%1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 持田製薬
ブランド パルタンM錠0.125mg 他
YJコード 2531401A1118
レセプト電算コード 620006280
添付文書PDFファイル

パルタンM注0.2mgの主な効果と作用

  • 子宮の筋肉を収縮させて、出血をおさえる働きがあります。
  • 出産などの後、子宮を元の大きさに戻すのを助け、出血を予防したりおさえたりするお薬です。

パルタンM注0.2mgの用途

  • 弛緩出血の子宮収縮促進
  • 弛緩出血の子宮出血治療
  • 弛緩出血の子宮出血予防
  • 子宮復古不全の子宮収縮促進
  • 子宮復古不全の子宮出血治療
  • 子宮復古不全の子宮出血予防
  • 人工妊娠中絶の子宮収縮促進
  • 人工妊娠中絶の子宮出血治療
  • 人工妊娠中絶の子宮出血予防
  • 胎盤娩出前後の子宮収縮促進
  • 胎盤娩出前後の子宮出血治療
  • 胎盤娩出前後の子宮出血予防
  • 帝王切開術の子宮収縮促進
  • 帝王切開術の子宮出血治療
  • 帝王切開術の子宮出血予防
  • 流産の子宮収縮促進
  • 流産の子宮出血治療
  • 流産の子宮出血予防

パルタンM注0.2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

胸痛、胸部圧迫感、血圧上昇、頻脈、徐脈、動悸、静脈血栓、末梢循環障害、血管痙攣、痙攣、頭痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血圧低下、悪心、嘔吐、チアノーゼ、呼吸困難、心筋梗塞、狭心症、冠動脈攣縮、房室ブロック

上記以外の副作用

眠気、めまい、口渇、耳鳴、興奮、幻覚、錯感覚、過敏症、発疹、腹痛、下痢、筋痙攣、疼痛、発赤、硬結、胎盤嵌頓、多汗

パルタンM注0.2mgの用法・用量

  • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として、通常成人1回0.1~0.2mgを静脈内注射するか、又は0.2mgを皮下、筋肉内注射する
    • なお、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)静脈内注射(特に麻酔剤、昇圧剤等を併用する場合)は血圧等に注意しながら徐々に行うこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パルタンM注0.2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な虚血性心疾患
    • 児頭娩出前
    • 敗血症
    • エンシトレルビル フマル酸投与中
    • レナカパビルナトリウム投与中
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • エファビレンツ投与中
    • アゾール系抗真菌薬投与中
    • 5-HT1B/1D受容体作動薬投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中
    • レテルモビル投与中
    • ニルマトレルビル・リトナビル投与中
    • 肝疾患
    • 高血圧症
    • 子癇
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 閉塞性血管障害
    • 妊娠高血圧症候群

患者の属性に応じた注意喚起

パルタンM注0.2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
硫酸アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ダルナビルエタノール付加物 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エファビレンツ 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ポサコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ニルマトレルビル・リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
レテルモビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エンシトレルビルフマル酸 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
レナカパビルナトリウム 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
マクロライド系抗生物質 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
スチリペントール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
5-HT1B/1D受容体作動薬 血圧上昇、血管攣縮が増強
スマトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ゾルミトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
臭化水素酸エレトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
安息香酸リザトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ナラトリプタン塩酸塩 血圧上昇、血管攣縮が増強
酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ブロモクリプチン 血圧上昇、頭痛、痙攣
ネビラピン 本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し効果が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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