処方薬
メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の基本情報

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の概要

商品名 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」
一般名 メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠
薬価・規格 9.8円 (0.125mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 富士製薬
ブランド メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」 他
YJコード 2531002F1222
レセプト電算コード 620008344
識別コード 0.125mgFJTJ
添付文書PDFファイル

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の主な効果と作用

  • 子宮の筋肉を収縮させて、出血をおさえる働きがあります。
  • 出産などの後、子宮を元の大きさに戻すのを助け、出血を予防したりおさえたりするお薬です。

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の用途

  • 子宮復古不全の子宮収縮促進
  • 子宮復古不全の子宮出血治療
  • 子宮復古不全の子宮出血予防
  • 人工妊娠中絶の子宮収縮促進
  • 人工妊娠中絶の子宮出血治療
  • 人工妊娠中絶の子宮出血予防
  • 胎盤娩出後の子宮収縮促進
  • 胎盤娩出後の子宮出血治療
  • 胎盤娩出後の子宮出血予防
  • 流産の子宮収縮促進
  • 流産の子宮出血治療
  • 流産の子宮出血予防

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、嘔吐、腹痛、下痢、胸痛、胸部圧迫感、血圧上昇、血圧低下、頻脈、徐脈、動悸

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、心筋梗塞、狭心症、冠動脈攣縮、房室ブロック

上記以外の副作用

静脈血栓、末梢循環障害、血管痙攣、痙攣、頭痛、眠気、めまい、口渇、耳鳴、興奮、幻覚、錯感覚、過敏症、発疹、筋痙攣、胎盤嵌頓、多汗

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の用法・用量

  • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として、通常、成人1回0.125~0.25mgを1日2~4回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な虚血性心疾患
    • 児頭娩出前
    • 敗血症
    • エンシトレルビル投与中
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • エファビレンツ投与中
    • アゾール系抗真菌薬投与中
    • 5-HT1B/1D受容体作動薬投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中
    • レテルモビル投与中
    • ニルマトレルビル・リトナビル投与中
    • 肝疾患
    • 高血圧症
    • 子癇
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 閉塞性血管障害
    • 妊娠高血圧症候群

患者の属性に応じた注意喚起

メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
硫酸アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ダルナビルエタノール付加物 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エファビレンツ 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
アゾール系抗真菌剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ポサコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
ニルマトレルビル・リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
レテルモビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エンシトレルビル 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
マクロライド系抗生物質 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
スチリペントール 本剤の血中濃度が上昇し血管攣縮等の重篤な副作用
5-HT1B/1D受容体作動薬 血圧上昇、血管攣縮が増強
スマトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ゾルミトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
臭化水素酸エレトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
安息香酸リザトリプタン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ナラトリプタン塩酸塩 血圧上昇、血管攣縮が増強
酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン 血圧上昇、血管攣縮が増強
ブロモクリプチン 血圧上昇、頭痛、痙攣
ネビラピン 本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し効果が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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