処方薬
ナサニール点鼻液0.2%
先発
ナサニール点鼻液0.2%の基本情報
ナサニール点鼻液0.2%の概要
商品名 | ナサニール点鼻液0.2% |
---|---|
一般名 | ナファレリン酢酸塩水和物液 |
薬価・規格 | 5462.2円 (10mg5mL1瓶) |
薬の形状 |
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 液
|
製造会社 | ファイザー |
YJコード | 2499702Q1043 |
レセプト電算コード | 620009207 |
ナサニール点鼻液0.2%の主な効果と作用
ナサニール点鼻液0.2%の用途
ナサニール点鼻液0.2%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
低エストロゲン症状、ほてり、肩こり、頭痛、β-リポ蛋白上昇、腟乾燥、帯下、乳房緊満、ざ瘡、脱毛、過敏症
起こる可能性のある重大な副作用
更年期障害様のうつ状態、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、大量の不正出血、黄疸、卵巣嚢胞破裂、腹部膨満感、下腹部痛、下腹部圧痛、アナフィラキシー、呼吸困難、熱感、全身紅潮、血小板減少
上記以外の副作用
発疹、胸痛、便秘、下痢、口渇、食欲減退、腹痛、悪心、嘔吐、疼痛、四肢疼痛、肩疼痛、腰疼痛、血清リン上昇、関節痛、めまい、神経過敏、しびれ感、傾眠、不安、発汗、立ちくらみ、耳鳴、不眠、心悸亢進、四肢冷感、血圧上昇、鼻腔粘膜刺激症状、鼻炎、浮腫、体重増加、咽喉刺激、倦怠感、コレステロール上昇、トリグリセライド上昇、卵巣嚢胞、卵巣嚢腫、卵巣過剰刺激症候群、手指のこわばり、リビドー減退、腟炎、卵巣過剰刺激症状、乳房萎縮、乳房痛、皮膚乾燥、脂漏、多毛、湿疹、蕁麻疹、そう痒、息切れ、胃部不快感、食欲亢進、筋肉痛、感覚異常、白血球減少、味覚異常、顔面浮腫、体重減少、嗅覚異常
ナサニール点鼻液0.2%の用法・用量
- 〈子宮内膜症、子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善〉通常、成人には1回あたり片側の鼻腔に1噴霧(ナファレリンとして200μg)を1日2回、月経周期1~2日目より投与する
- 〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉通常、1回あたり片側の鼻腔に1噴霧(ナファレリンとして200μg)を1日2回投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈子宮内膜症、子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善〉子宮内膜症、子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善の場合、治療に際しては妊娠していないことを確認し、必ず月経周期1~2日目より投与を開始すること
- また、子宮内膜症、子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善の場合、治療期間中は非ホルモン性の避妊をさせること〔2.2、9.4生殖能を有する者、9.5妊婦の項参照〕
- 7.2. 〈子宮内膜症〉本剤の長期投与において、エストロゲン低下作用に基づく骨塩量低下がみられるとの報告があるので、6ヵ月以上は投与しないことが望ましい
- 7.3. 〈子宮筋腫の縮小及び子宮筋腫に基づく過多月経、下腹痛、腰痛、貧血の改善〉本剤の長期投与において、エストロゲン低下作用に基づく骨塩量低下がみられることがあるので、6ヵ月を超える投与は原則として行わないこと(6ヵ月を超える投与の安全性は確立していない)
- 7.4. 〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉次のいずれかの方法で投与する
- ・ 〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉通常、調節卵巣刺激を行う前の月経周期の黄体期中期又は2日目から本剤の投与を開始し、下垂体脱感作を確認した後に調節卵巣刺激を開始し、調節卵巣刺激に引き続く最終的な卵胞成熟の誘発まで本剤の投与を継続する
- ・ 〈生殖補助医療における早発排卵の防止〉通常、調節卵巣刺激を行う月経周期の1又は2日目から本剤の投与を開始し、調節卵巣刺激に引き続く最終的な卵胞成熟の誘発まで本剤の投与を継続する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ナサニール点鼻液0.2%の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ナサニール点鼻液0.2%の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
性ホルモン製剤 | 本剤の効果を減弱 |
エストラジオール誘導体 | 本剤の効果を減弱 |
エストリオール誘導体 | 本剤の効果を減弱 |
結合型エストロゲン | 本剤の効果を減弱 |
黄体・卵胞ホルモン混合製剤 | 本剤の効果を減弱 |
両性混合ホルモン剤 | 本剤の効果を減弱 |