処方薬
ソマチュリン皮下注90mg
先発
ソマチュリン皮下注90mgの基本情報
ソマチュリン皮下注90mgの概要
商品名 | ソマチュリン皮下注90mg |
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一般名 | ランレオチド酢酸塩キット |
薬価・規格 | 230567.0円 (90mg1筒) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | 帝人ファーマ |
ブランド | ソマチュリン皮下注60mg 他 |
YJコード | 2499413G2021 |
レセプト電算コード | 622213001 |
ソマチュリン皮下注90mgの主な効果と作用
腫瘍 を治療するお薬です。- 成長
ホルモン の過剰な分泌をおさえる働きがあります。 - 成長ホルモンの分泌をおさえるお薬です。
甲状腺 刺激ホルモンの過剰な分泌をおさえる働きがあります。
ソマチュリン皮下注90mgの用途
ソマチュリン皮下注90mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
下痢、白色便、腹痛、腹部膨満、鼓腸、悪心、倦怠感、胆石症、脱毛、硬結、疼痛
起こる可能性のある重大な副作用
徐脈
上記以外の副作用
そう痒感、貧血、腹部不快感、嘔吐、便秘、硬便、血中アミラーゼ増加、消化不良、膵炎、異常感、疲労、発熱、AST増加、ALT増加、血中ビリルビン増加、ALP増加、γ-GTP増加、発疹、蕁麻疹、紅斑、頭痛、傾眠、浮動性めまい、TSH減少、プロラクチン減少、ヘモグロビンA1c増加、耐糖能異常、低血糖、血中ブドウ糖増加、血中ブドウ糖減少、糖尿病、コントロール不良の糖尿病、高血糖、食欲減退、体重減少、高血圧、脂肪便、膵酵素減少、胆管拡張、AST異常、ALT異常、血中ビリルビン異常、胆管炎、筋骨格痛、筋肉痛、不眠、嗜眠、腫瘤、結節、膿瘍、ほてり、血中ナトリウム減少
ソマチュリン皮下注90mgの用法・用量
- 通常、成人にはランレオチドとして90mgを4週毎に3ヵ月間、深部皮下に注射する
- その後は患者の病態に応じて60mg、90mg又は120mgを4週毎に投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉注射部位は原則として臀部の上部外側とすること
- 投与の際は、深部皮下への投与となるよう注射針を皮膚面に垂直に根元又は許容される深さまで素早く刺すこと
- 投与毎に注射部位を左右交互に変え、同一部位へ連続して注射しないよう、局所を十分観察して投与すること〔14.2.2-14.2.4参照〕
- 7.2. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉用量は120mgを上限とし、成長ホルモン濃度、IGF-1濃度及び臨床症状により、30mg単位で適宜増減できる
- なお、先端巨大症・下垂体性巨人症の場合、120mgまで増量しても、改善がみられない場合には、他の治療法への切替えを考慮すること
- 7.3. 〈甲状腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍〉用量は120mgを上限とし、甲状腺刺激ホルモン濃度、甲状腺ホルモン濃度及び臨床症状により、30mg単位で適宜増減できる
- なお、甲状腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍の場合、120mgまで増量しても、改善がみられない場合には、他の治療法への切替えを考慮すること
- 7.4. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症、甲状腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍〉中等度から重度肝機能障害又は中等度から重度腎機能障害のある患者では、60mgを開始用量として4週毎に3ヵ月間、深部に皮下投与した後、120mgを上限として30mg単位で適宜増減すること〔9.2.1、9.3.1、16.6.1、16.6.2参照〕
- 7.5. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症、甲状腺刺激ホルモン産生下垂体腫瘍〉本剤60mg又は90mgにて良好で安定した状態を示す患者には、本剤120mgに用量変更し、投与間隔をそれぞれ8週毎又は6週毎に延長できる場合があるが、延長する際には患者の状態を十分観察しながら投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ソマチュリン皮下注90mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ソマチュリン皮下注90mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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シクロスポリン<経口> | 血中濃度が低下 |
インスリン製剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
血糖降下剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ブロモクリプチン | AUCが上昇したとのオクトレオチド<類薬>の報告 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 | 血中濃度を上昇 |
キニジン | 血中濃度を上昇 |