処方薬
サンドスタチンLAR筋注用キット20mg
先発
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの基本情報
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの概要
商品名 | サンドスタチンLAR筋注用キット20mg |
---|---|
一般名 | オクトレオチド酢酸塩キット |
薬価・規格 | 117677.0円 (20mg1キット(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
|
製造会社 | ノバルティス ファーマ |
ブランド | サンドスタチン皮下注用50μg 他 |
YJコード | 2499403G2028 |
レセプト電算コード | 622352201 |
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの主な効果と作用
- 成長
ホルモン の分泌をおさえるお薬です。 - すい臓などの
消化管 や脳の下垂体 にできた腫瘍 から過剰に分泌されているホルモンの分泌をおさえる働きがあります。 - 過剰な消化管ホルモンの分泌をおさえ、ホルモンが原因となる様々な症状を改善するお薬です。
- あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの用途
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
胆石症、疼痛、甲状腺機能障害、甲状腺刺激ホルモン減少、TSH減少、総サイロキシン減少、T4減少、遊離T4減少、高血糖、低血糖、ALP上昇
起こる可能性のある重大な副作用
重篤な徐脈、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、気管支痙攣、皮疹、そう痒、蕁麻疹、発疹、末梢性浮腫、徐脈
上記以外の副作用
頭痛、めまい、下痢、便秘、腹部膨満、白色便、食欲不振、嘔気、鼓腸放屁、肝機能異常、胆管拡張、ALT上昇、γ-GTP上昇、脱毛、腎嚢胞、疲労感、硬結、腫脹、過敏症、発赤、甲状腺機能低下症、耐糖能異常、脱水、膵炎、胃部不快感、腹痛、嘔吐、ビリルビン上昇、AST上昇、胆嚢炎、けん怠感
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの用法・用量
- 〈消化管ホルモン産生腫瘍〉通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する
- その後は症状により10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与する
- ただし、初回投与後2週間は薬物濃度が十分な濃度に達しないことから、本剤投与前に投与していた同一用量のオクトレオチド酢酸塩注射液を併用する
- 〈消化管神経内分泌腫瘍〉通常、成人にはオクトレオチドとして30mgを4週毎に、殿部筋肉内に注射する
- なお、患者の状態により適宜減量すること
- 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉通常、成人にはオクトレオチドとして20mgを4週毎に3ヵ月間、殿部筋肉内に注射する
- その後は病態に応じて10mg、20mg又は30mgを4週毎に投与するが、30mg投与で効果が不十分な場合に限り40mgまで増量できる
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈消化管ホルモン産生腫瘍〉本剤投与中に症状が悪化した場合は、オクトレオチド酢酸塩注射液を併用することが望ましい
- 7.2. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉用量は、成長ホルモン濃度、インスリン様成長因子-1/ソマトメジン-C濃度及び臨床症状により10mg単位で適宜増減できる
- 7.3. 〈先端巨大症・下垂体性巨人症〉40mgの投与にあたっては、20mgずつを異なる2箇所に注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
サンドスタチンLAR筋注用キット20mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
シクロスポリン<経口> | 血中濃度が低下 |
インスリン製剤 | 血糖降下作用の増強による低血糖症状、血糖降下作用の減弱による高血糖症状 |
ブロモクリプチン | AUCが上昇 |