ルテウム注10の基本情報

• 女性（黄体）ホルモン剤です。不足している女性ホルモンを補充し、ホルモンバランスを整える働きがあります。
• 月経異常、月経困難症、子宮の不正出血、不妊症、切迫・習慣性流早産などを治療するお薬です。
• 妊娠中の子宮の筋肉をやわらげ、妊娠を維持するのによい状態を作る働きがあります。
• 排卵後に分泌される物質を補うことにより、子宮粘膜に働いて、受精卵が着床しやすいようにする働きがあります。

• 機能性子宮出血
• 月経困難症
• 習慣性流早産
• 切迫流早産
• 無月経
• 黄体機能不全による不妊症

ルテウム注10の副作用

主な副作用

過敏症、発疹、肝機能異常、浮腫、体重増加、悪心、嘔吐、下痢、頭痛、眠気、疼痛

上記以外の副作用

硬結、倦怠感

ルテウム注10の用法・用量

• プロゲステロンとして、1日10～50mgを1～2回に分けて筋肉内注射する

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 重篤な肝疾患
  • 重篤な肝障害
  • 心疾患
  • 腎疾患

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦