処方薬
エストリオール錠1mg「科薬」

エストリオール錠1mg「科薬」の基本情報

エストリオール錠1mg「科薬」の概要

商品名 エストリオール錠1mg「科薬」
一般名 エストリオール錠
薬価・規格 9.8円 (1mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 ポーラファルマ
YJコード 2475001F3076
レセプト電算コード 610441034
識別コード KY07
添付文書PDFファイル

エストリオール錠1mg「科薬」の主な効果と作用

  • 更年期障害骨粗鬆症の症状を改善します。また、子宮頚管炎膣炎を治療するお薬です。
  • イライラ感や不安感、めまいや頭痛などの症状を改善するお薬です。
  • 子宮に働きかけ子宮頚管の分泌物の量を増やしたり、膣粘膜の抵抗力を強める働きがあります。
  • 女性(卵胞)ホルモン剤です。不足している女性ホルモンを補充し、ホルモンバランスを整える働きがあります。
  • 骨の量の減少をおさえる働きがあります。
  • 老人性の骨粗鬆症を治療するお薬です。

エストリオール錠1mg「科薬」の用途

エストリオール錠1mg「科薬」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、そう痒感、不正出血、帯下増加、乳房痛、乳房緊満感、AST上昇、ALT上昇、悪心、食欲不振

起こる可能性のある重大な副作用

血栓症

上記以外の副作用

嘔吐、眩暈、脱力感、全身熱感、体重増加

エストリオール錠1mg「科薬」の用法・用量

  • 1.更年期障害、膣炎(老人、小児及び非特異性)、子宮頚管炎並びに子宮膣部糜爛:エストリオールとして、1回0.1~1.0mgを1日1~2回経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
  • 2.老人性骨粗鬆症:エストリオールとして、1回1.0mgを1日2回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エストリオール錠1mg「科薬」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 血栓性静脈炎
    • 子宮内膜癌
    • 重篤な肝障害
    • 乳癌
    • 脳卒中
    • 肺塞栓症
    • 診断の確定していない異常性器出血
    • 冠動脈性心疾患
    • 動脈性血栓塞栓疾患
    • エストロゲン依存性悪性腫瘍
    • 未治療の子宮内膜増殖症
    • 肝障害
    • 子宮内膜症
    • 子宮筋腫
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 全身性エリテマトーデス
    • 乳房レントゲン像に異常
    • 乳房結節
    • てんかん
    • 糖尿病
    • 乳腺症
    • 術前
    • 乳癌家族素因が強い
    • 長期臥床
    • 骨成長が終了していない
    • 骨成長が終了していない可能性
    • 子宮摘出

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エストリオール錠1mg「科薬」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血糖降下剤 血糖降下作用が減弱
グリベンクラミド 血糖降下作用が減弱
グリクラジド 血糖降下作用が減弱
アセトヘキサミド 血糖降下作用が減弱

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