処方薬
リンデロン散0.1%

リンデロン散0.1%の基本情報

リンデロン散0.1%の概要

商品名 リンデロン散0.1%
一般名 ベタメタゾン散
薬価・規格 23.4円 (0.1%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 シオノギファーマ
ブランド リンデロン点眼液0.01% 他
YJコード 2454004B1040
レセプト電算コード 620005133
添付文書PDFファイル

リンデロン散0.1%の主な効果と作用

  • 炎症アレルギー、過剰な免疫力をおさえる働きのほか様々な働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

リンデロン散0.1%の用途

リンデロン散0.1%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、月経異常、クッシング症候群様症状、下痢、悪心、嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇

起こる可能性のある重大な副作用

誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化管潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパチー、緑内障、後嚢白内障、眼圧亢進、血栓症

上記以外の副作用

食欲不振、食欲亢進、多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎、発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減、精子運動性増減、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、結合組織菲薄化、結合組織脆弱化、しゃっくり

リンデロン散0.1%の用法・用量

  • 通常、成人にはベタメタゾンとして1日0.5~8mgを1~4回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

リンデロン散0.1%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 電解質異常
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • B型肝炎
    • 褐色細胞腫
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性
    • 感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>
    • パラガングリオーマ

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

リンデロン散0.1%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
生ワクチン ワクチン由来の感染を増強又は持続
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> 低ナトリウム血症
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
フェノバルビタール 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
サリチル酸製剤 サリチル酸中毒
アスピリン サリチル酸中毒
アスピリンダイアルミネート サリチル酸中毒
サザピリン サリチル酸中毒
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
糖尿病用薬 効果を減弱
ビグアナイド系製剤 効果を減弱
スルホニルウレア系薬剤 効果を減弱
速効型食後血糖降下剤 効果を減弱
α-グルコシダーゼ阻害剤 効果を減弱
チアゾリジン系薬剤 効果を減弱
DPP-4阻害剤 効果を減弱
GLP-1アナログ 効果を減弱
SGLT2阻害剤 効果を減弱
インスリン製剤 効果を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
アセタゾラミド 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
シクロスポリン 血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の作用が増強
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱又は増強
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱又は増強
塩酸リトドリン 肺水腫
キノロン系抗菌剤 腱障害のリスクを増加
レボフロキサシン 腱障害のリスクを増加
メシル酸ガレノキサシン 腱障害のリスクを増加
ワクチン 神経障害、抗体反応の欠如
種痘 神経障害、抗体反応の欠如

リンデロン散0.1%と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る