処方薬
フロリネフ錠0.1mg
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フロリネフ錠0.1mgの基本情報

フロリネフ錠0.1mgの概要

商品名 フロリネフ錠0.1mg
一般名 フルドロコルチゾン酢酸エステル錠
薬価・規格 253.8円 (0.1mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 サンドファーマ
YJコード 2452003F1035
レセプト電算コード 620007078
識別コード SQUIBB429
添付文書PDFファイル

フロリネフ錠0.1mgの主な効果と作用

  • 体内に不足しているミネラルを調節しているホルモンを補う働きがあります。
  • 血圧を調整するなど、副腎皮質機能不全の症状を改善するお薬です。

フロリネフ錠0.1mgの用途

フロリネフ錠0.1mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血圧上昇、高ナトリウム血症、悪心、嘔吐、腹部膨満感、満月様顔貌、浮腫、低カリウム血症、過敏症、発疹、月経異常

起こる可能性のある重大な副作用

誘発感染症、感染症増悪、B型肝炎ウイルス増殖による肝炎、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、膵炎、精神変調、うつ状態、痙攣、骨粗鬆症、大腿骨頭無菌性壊死、骨頭無菌性壊死、上腕骨頭無菌性壊死、ミオパシー、緑内障、後嚢白内障、血栓症

上記以外の副作用

下痢、胃痛、胸やけ、口渇、食欲亢進、多幸症、不眠、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝、低カリウム性アルカローシス、中心性漿液性網脈絡膜症、網膜障害、眼球突出、白血球増多、ざ瘡、多毛、脱毛、皮膚色素沈着、皮下溢血、紫斑、皮膚線条、皮膚そう痒、発汗異常、顔面紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化、皮膚脆弱化、脂肪織炎、発熱、疲労感、息切れ、ステロイド腎症、体重増加、精子数増減、精子運動性増減

フロリネフ錠0.1mgの用法・用量

  • フルドロコルチゾン酢酸エステルとして、通常1日0.02~0.1mgを2~3回に分けて経口投与する
    • なお、新生児、乳児に対しては0.025~0.05mgより投与を開始することとし、年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)年齢により感受性が変化するので、特に新生児・乳児期から血清電解質、レニン活性、血圧等を定期的に測定し、至適投与量に注意すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フロリネフ錠0.1mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性心筋梗塞
    • 結核性疾患
    • 血栓症
    • 高血圧症
    • 後嚢白内障
    • 最近行った内臓の手術創
    • 消化性潰瘍
    • 精神病
    • 全身の真菌症
    • 単純疱疹性角膜炎
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 緑内障
    • 肝硬変
    • 甲状腺機能低下
    • 骨粗鬆症
    • 脂肪肝
    • 脂肪塞栓症
    • 重症筋無力症
    • 腎不全
    • 糖尿病
    • 慢性肝疾患
    • B型肝炎ウイルスキャリア
    • 投与開始前にHBs抗原陰性
    • うっ血性心不全
    • 感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・全身の真菌症を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フロリネフ錠0.1mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
バルビツール酸誘導体 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
サリチル酸製剤 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
アスピリン 血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加しサリチル酸中毒
血液凝固阻止剤 作用を減弱
ワルファリンカリウム 作用を減弱
糖尿病用薬 作用を減弱
ビグアナイド系製剤 作用を減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用を減弱
速効型食後血糖降下剤 作用を減弱
α-グルコシダーゼ阻害剤 作用を減弱
チアゾリジン系薬剤 作用を減弱
DPP-4阻害剤 作用を減弱
GLP-1アナログ 作用を減弱
SGLT2阻害剤 作用を減弱
インスリン製剤 作用を減弱
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> 低カリウム血症
トリクロルメチアジド 低カリウム血症
アセタゾラミド 低カリウム血症
フロセミド 低カリウム血症
シクロスポリン 血中濃度が上昇
非脱分極性筋弛緩剤 筋弛緩作用が減弱
パンクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱
ベクロニウム臭化物 筋弛緩作用が減弱
生ワクチン 神経障害、抗体反応の欠如

フロリネフ錠0.1mgと主成分が同じ薬

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