処方薬
デスモプレシン・スプレー10協和
先発

デスモプレシン・スプレー10協和の基本情報

デスモプレシン・スプレー10協和の概要

商品名 デスモプレシン・スプレー10協和
一般名 デスモプレシン酢酸塩水和物液
薬価・規格 3398.0円 (500μg1瓶)
薬の形状
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 噴霧剤
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 噴霧剤のアイコン
製造会社 フェリング・ファーマ
ブランド デスモプレシン注4協和 他
YJコード 2419700R2029
レセプト電算コード 660470004
識別コード KH408
添付文書PDFファイル

デスモプレシン・スプレー10協和の主な効果と作用

  • 尿の量を調整するホルモンが不足しているために大量の尿が出るのを防ぐ働きがあります。
  • 夜間のおねしょを改善するお薬です。

デスモプレシン・スプレー10協和の用途

  • 尿浸透圧の低下に伴う夜尿症
  • 尿比重の低下に伴う夜尿症

デスモプレシン・スプレー10協和の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、低ナトリウム血症、頭痛、強直性痙攣、眠気、めまい、不眠、過敏症、全身そう痒感、発疹、顔面浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

脳浮腫、昏睡、痙攣、重篤な水中毒

上記以外の副作用

じん麻疹、嘔気、嘔吐、食欲不振、腹痛、顔面蒼白、のぼせ、鼻粘膜刺激、鼻炎、発汗、全身倦怠感、鼻出血、発熱

デスモプレシン・スプレー10協和の用法・用量

  • 通常、1日1回就寝前にデスモプレシン酢酸塩水和物として10μg(1噴霧)から鼻腔内に投与を開始し、効果不十分な場合は、1日1回就寝前にデスモプレシン酢酸塩水和物として20μg(2噴霧)に増量する
    • なお、1日最高用量はデスモプレシン酢酸塩水和物として20μg(2噴霧)とする
  • (用法及び用量に関連する注意)本疾患は年齢とともに自然に軽快、治癒する傾向がみられるので、定期的(3ヵ月前後)に治療を1~2週間中止して患者の夜尿状況を観察するなど、漫然と本剤の投与を継続しないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

デスモプレシン・スプレー10協和の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

デスモプレシン・スプレー10協和の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
三環系抗うつ剤 低ナトリウム血症性の痙攣発作
イミプラミン塩酸塩 低ナトリウム血症性の痙攣発作

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デスモプレシン・スプレー10協和に関係する解説

デスモプレシン製剤(注射剤を除く)

  • デスモプレシン・スプレー10協和は、デスモプレシン製剤(注射剤を除く)に分類される。
  • デスモプレシン製剤(注射剤を除く)とは、腎臓(腎集合管)におけるバソプレシン(抗利尿ホルモン)の受容体に作用し、血管内への水分の再吸収を亢進させ尿崩症や夜尿症などの症状を改善する薬。

デスモプレシン製剤(注射剤を除く)の代表的な商品名

  • デスモプレシン
  • ミニリンメルト
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