処方薬
デスモプレシン注4協和
先発

デスモプレシン注4協和の基本情報

デスモプレシン注4協和の概要

商品名 デスモプレシン注4協和
一般名 デスモプレシン酢酸塩水和物注射液
薬価・規格 1639.0円 (4μg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 フェリング・ファーマ
ブランド デスモプレシン注4協和 他
YJコード 2419400A1024
レセプト電算コード 642410070
添付文書PDFファイル

デスモプレシン注4協和の主な効果と作用

  • 血液凝固因子を血液中に増やす働きがあります。
  • 出血をおさえるお薬です。

デスモプレシン注4協和の用途

  • 軽症血友病Aの外傷性出血の止血管理
  • 軽症血友病Aの自然発生性出血の止血管理
  • 軽症血友病Aの手術時出血の止血管理
  • 軽症血友病Aの抜歯時出血の止血管理
  • 中等症血友病Aの外傷性出血の止血管理
  • 中等症血友病Aの自然発生性出血の止血管理
  • 中等症血友病Aの手術時出血の止血管理
  • 中等症血友病Aの抜歯時出血の止血管理
  • Type1・Type2Aのvon Willebrand病の外傷性出血の止血管理
  • Type1・Type2Aのvon Willebrand病の自然発生性出血の止血管理
  • Type1・Type2Aのvon Willebrand病の手術時出血の止血管理
  • Type1・Type2Aのvon Willebrand病の抜歯時出血の止血管理

デスモプレシン注4協和の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、顔面潮紅、熱感、のぼせ、口渇、低ナトリウム血症、めまい、嘔気、結膜充血、動悸、徐脈

起こる可能性のある重大な副作用

脳浮腫、昏睡、痙攣、重篤な水中毒

上記以外の副作用

乏尿、全身倦怠感、浮腫、強直性痙攣、眠気、過敏症、全身そう痒感、じん麻疹、発疹、腹痛、嘔吐、顔面蒼白、紅斑、腫脹、灼熱感

デスモプレシン注4協和の用法・用量

  • ・ 通常、デスモプレシン酢酸塩水和物として血友病Aは0.2~0.4μg/kgを、von Willebrand病は0.4μg/kgを生理食塩液約20mLに希釈し、10~20分かけて緩徐に静脈内投与する
  • ・ 本剤を術前に投与する場合は、予定される外科的処置の30分前に前記と同様の方法で静脈内投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤は短期の止血に用いられるものであり、原則として反復、継続して使用しないこと(やむを得ず24時間以内に反復投与する場合は、反応性が減弱することがあるので、患者の反応性を十分観察すること)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

デスモプレシン注4協和の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • von Willebrand因子の明らかな活性増加が期待できない
    • von Willebrand因子を全く欠く
    • 第8因子の明らかな活性増加が期待できない
    • 第8因子を全く欠く
    • 下垂体前葉不全
    • 冠動脈血栓症
    • 狭心症
    • 高血圧を伴う循環器疾患
    • 高度動脈硬化症
    • 妊娠中毒症
    • 慢性腎障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

デスモプレシン注4協和の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
昇圧剤 血圧が過度に上昇
三環系抗うつ剤 低ナトリウム血症性の痙攣発作
イミプラミン塩酸塩 低ナトリウム血症性の痙攣発作

デスモプレシン注4協和と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る