処方薬
炭酸水素ナトリウム「司生堂」

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の基本情報

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の概要

商品名 炭酸水素ナトリウム「司生堂」
一般名 炭酸水素ナトリウム
薬価・規格 7.3円 (10g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 末
内用薬 > 散剤 > 末のアイコン
製造会社 司生堂製薬
YJコード 2344004X1127
添付文書PDFファイル

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の主な効果と作用

  • 胃潰瘍十二指腸潰瘍、胃炎、胃下垂、胃酸過多などの症状を改善するお薬です。また、痛風発作を予防するお薬です。
  • 胃酸を中和して胃粘膜を保護する働きがあります。
  • 血液や尿をアルカリ性にし、血液が酸性に傾いている状態を改善したり、痛風を引き起こす尿酸の排泄を促す働きがあります。

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の用途

  • 尿酸排泄の促進
  • 痛風発作の予防
  • アシドーシスの改善
  • 胃炎の症状の改善
  • 胃炎の制酸作用
  • 胃潰瘍の症状の改善
  • 胃潰瘍の制酸作用
  • 胃下垂症の症状の改善
  • 胃下垂症の制酸作用
  • 胃酸過多症の症状の改善
  • 胃酸過多症の制酸作用
  • 急性胃炎の症状の改善
  • 急性胃炎の制酸作用
  • 十二指腸潰瘍の症状の改善
  • 十二指腸潰瘍の制酸作用
  • 上気道炎の粘液溶解
  • 上気道炎の補助療法
  • 上部消化管機能異常の症状の改善
  • 上部消化管機能異常の制酸作用
  • 神経性食思不振の症状の改善
  • 神経性食思不振の制酸作用
  • 慢性胃炎の症状の改善
  • 慢性胃炎の制酸作用
  • 薬剤性胃炎の症状の改善
  • 薬剤性胃炎の制酸作用

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

代謝異常、アルカローシス、ナトリウム蓄積、浮腫、胃部膨満、胃酸反動性分泌

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の用法・用量

  • 炭酸水素ナトリウムとして、1日3~5gを数回に分割経口投与する
  • 含嗽、吸入には1回量1~2%液100mLを1日数回用いる
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

炭酸水素ナトリウム「司生堂」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カルシウム製剤 milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス

飲食物との組み合わせ注意

  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>

炭酸水素ナトリウム「司生堂」と主成分が同じ薬

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炭酸水素ナトリウム「司生堂」に関係する解説

炭酸水素ナトリウム製剤

  • 炭酸水素ナトリウム「司生堂」は、炭酸水素ナトリウム製剤に分類される。
  • 炭酸水素ナトリウム製剤とは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3:重曹)を主成分とし、酸の中和作用や発泡・膨張作用などにより、アシドーシス、胃炎や便秘などの消化器症状、めまいなどを改善したり、発泡剤などとして使われる薬。

炭酸水素ナトリウム製剤の代表的な商品名

  • 炭酸水素ナトリウム,重曹,重曹錠
  • メイロン
  • 新レシカルボン
  • ビットサン
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