処方薬
S・M配合散

S・M配合散の基本情報

S・M配合散の概要

商品名 S・M配合散
一般名 タカヂアスターゼ・生薬配合剤散
薬価・規格 6.3円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 アルフレッサ ファーマ
YJコード 2339177B1038
レセプト電算コード 620468701
添付文書PDFファイル

S・M配合散の主な効果と作用

  • 胃もたれ、食欲不振、吐き気などをおさえるお薬です。
  • 消化を助け、苦味により食欲を増進させ、過剰な胃酸を中和する働きがあります。

S・M配合散の用途

  • 胃部不快感の改善
  • 胃もたれの改善
  • 嘔気の改善
  • 嘔吐の改善
  • 消化器症状の改善
  • 食欲不振の改善

S・M配合散の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腎結石、尿路結石、代謝異常、高マグネシウム血症、便秘、過敏症、発疹、低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫

S・M配合散の用法・用量

  • 通常1回量として、次の用量を1日3回食後水又は温湯で服用する
  • 1). 成人:約1.3g
  • 2). 7~14歳:成人の1/2量
  • 3). 4~6歳:成人の1/3量
  • 4). 2~3歳:成人の1/6量
    • なお、疾患、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

S・M配合散の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高カルシウム血症
    • 甲状腺機能低下症
    • 高ナトリウム血症
    • 透析療法
    • ナトリウム摂取制限
    • 妊娠中毒症
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 浮腫
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 心機能障害
    • 腎不全
    • 肺機能障害
    • リン酸塩低下
    • 低クロル性アルカローシス等の電解質失調

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

S・M配合散の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
活性型ビタミンD製剤 高カルシウム血症
アルファカルシドール 高カルシウム血症
カルシトリオール 高カルシウム血症
カルシウム製剤 高カルシウム血症、Milk-alkali syndrome、高窒素血症、アルカローシス
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 当該薬剤の効果が減弱
塩酸テトラサイクリン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
塩酸ミノサイクリン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 当該薬剤の効果が減弱
ノルフロキサシン<経口> 当該薬剤の効果が減弱
オフロキサシン<服用> 当該薬剤の効果が減弱
経口薬剤 当該薬剤の吸収・排泄に影響

飲食物との組み合わせ注意

  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<牛乳、乳製品 など>

S・M配合散と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    処方薬

    S・M配合散

    薬価 6.3円 (1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 散
    製造会社 アルフレッサ ファーマ
主成分が同じ薬をすべて見る

S・M配合散に関係する解説

総合健胃薬

  • S・M配合散は、総合健胃薬に分類される。
  • 総合健胃薬とは、金属を含む制酸成分、健胃目的の生薬、消化酵素などを含み、胃の不調が原因でおこる胸やけや、もたれなどを改善する薬。

総合健胃薬の代表的な商品名

  • つくしA・M配合散
  • FK配合散
  • S・M配合散
総合健胃薬についての詳しい解説を見る