処方薬
ファモチジン静注液10mg「サワイ」
後発
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の基本情報
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の概要
商品名 | ファモチジン静注液10mg「サワイ」 |
---|---|
一般名 | ファモチジン10mg10mL注射液 |
薬価・規格 | 97.0円 (10mg10mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
製造会社 | 沢井製薬 |
YJコード | 2325401A4054 |
レセプト電算コード | 622831301 |
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の主な効果と作用
- 胃酸や胃液に含まれる消化
酵素 の分泌をおさえる働きや、出血をおさえる働きがあります。 潰瘍 や胃炎などによる消化管 の出血を治療するお薬です。- 胃酸をおさえて麻酔時の誤嚥性肺炎などを防ぐ働きがあります。
- 麻酔前に用いるお薬です。
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の用途
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
痙攣、過敏症、発疹、紅斑、白血球減少、好酸球増多、便秘、下痢、軟便、口渇、悪心
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、蕁麻疹、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、全身倦怠感、脱力、皮下出血、粘膜下出血、発熱、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、横紋筋融解症、高カリウム血症、ミオグロビン尿、著明な血清逸脱酵素上昇、筋肉痛、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes、心室細動、意識障害、全身痙攣、痙直性痙攣、間代性痙攣、ミオクローヌス性痙攣、間質性腎炎、急性腎障害、皮疹、腎機能検査値異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、間質性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、不全収縮
上記以外の副作用
嘔吐、腹部膨満感、食欲不振、口内炎、血圧上昇、顔面潮紅、耳鳴、徐脈、頻脈、房室ブロック、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、LDH上昇、肝機能異常、無気力感、頭痛、眠気、不眠、可逆性の錯乱状態、うつ状態、月経不順、女性化乳房
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の用法・用量
- 1.上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、Zollinger-Ellison症候群、侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制:ファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する
- 又は輸液に混合して点滴静注する
- なお、年齢・症状により適宜増減する
- 上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では、1週間以内に効果の発現をみるが、内服可能となった後は経口投与に切り替える
- 侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では、術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度、その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする
- 2.麻酔前投薬:ファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ファモチジン静注液10mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
アゾール系抗真菌薬<経口> | 血中濃度が低下 |
イトラコナゾール<経口> | 血中濃度が低下 |