処方薬
ファモチジン錠10mg「日新」
後発

ファモチジン錠10mg「日新」の基本情報

ファモチジン錠10mg「日新」の概要

商品名 ファモチジン錠10mg「日新」
一般名 ファモチジン10mg錠
薬価・規格 10.1円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日新製薬
ブランド ファモチジン錠10mg「日新」 他
YJコード 2325003F1385
レセプト電算コード 621474901
識別コード NS51
添付文書PDFファイル

ファモチジン錠10mg「日新」の主な効果と作用

  • 胃潰瘍十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎などを治療するお薬です。
  • 胃酸や胃液に含まれる消化酵素の分泌をおさえる働きがあります。
  • 胃酸や胃液に含まれる消化酵素の分泌をおさえる働きや、出血をおさえる働きがあります。
  • 潰瘍や胃炎などによる消化管の出血を治療するお薬です。

ファモチジン錠10mg「日新」の用途

ファモチジン錠10mg「日新」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

痙攣、過敏症、発疹、紅斑、白血球減少、好酸球増多、便秘、下痢、軟便、口渇、悪心

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、蕁麻疹、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、全身倦怠感、脱力、皮下出血、粘膜下出血、発熱、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死症、Lyell症候群、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、横紋筋融解症、高カリウム血症、ミオグロビン尿、著明な血清逸脱酵素上昇、筋肉痛、QT延長、意識障害、全身痙攣、痙直性痙攣、間代性痙攣、ミオクローヌス性痙攣、間質性腎炎、急性腎不全、皮疹、腎機能検査値異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、間質性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、不全収縮

上記以外の副作用

嘔吐、腹部膨満感、食欲不振、口内炎、血圧上昇、顔面潮紅、耳鳴、徐脈、頻脈、房室ブロック、Al-P上昇、総ビリルビン上昇、LDH上昇、肝機能異常、無気力感、頭痛、眠気、不眠、可逆性の錯乱状態、うつ状態、眩暈、月経不順、女性化乳房、乳汁漏出症、CK上昇、CPK上昇、味覚異常、背部痛

ファモチジン錠10mg「日新」の用法・用量

  • 1.胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群:ファモチジンとして1回20mgを1日2回(朝食後、夕食後又は就寝前)経口投与する
    • また、1回40mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
    • 但し、上部消化管出血の場合には注射剤で治療を開始し、内服可能になった後は経口投与に切り替える
  • 2.急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変(糜爛、出血、発赤、浮腫)の改善:ファモチジンとして1回10mgを1日2回(朝食後、夕食後又は就寝前)経口投与する
    • また、1回20mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ファモチジン錠10mg「日新」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ファモチジン錠10mg「日新」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アゾール系抗真菌薬<経口> 血中濃度が低下
イトラコナゾール<経口> 血中濃度が低下

ファモチジン錠10mg「日新」と主成分が同じ薬

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ファモチジン錠10mg「日新」に関係する解説

H2受容体拮抗薬

  • ファモチジン錠10mg「日新」は、H2受容体拮抗薬に分類される。
  • H2受容体拮抗薬とは、胃内において胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる薬。

H2受容体拮抗薬の代表的な商品名

  • アルタット
  • ガスター
  • タガメット
  • プロテカジン
  • アシノン
H2受容体拮抗薬についての詳しい解説を見る

ファモチジン|ガスター(処方薬)、ガスター10(市販薬)など

  • ファモチジン錠10mg「日新」は、ファモチジン|ガスター(処方薬)、ガスター10(市販薬)などに分類される。
  • ファモチジン|ガスター(処方薬)、ガスター10(市販薬)などとは、胃酸分泌に関わるH2受容体に拮抗的に作用することで、この受容体の活性化を抑え、過度な胃酸分泌を抑えるH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)の一つ。

ファモチジン|ガスター(処方薬)、ガスター10(市販薬)などの代表的な商品名

  • ガスター(処方薬、市販薬)
  • ハリー胃腸薬(市販薬)
  • ファモガスOD錠10(市販薬)
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