処方薬
レルベア200エリプタ30吸入用
先発

レルベア200エリプタ30吸入用の基本情報

レルベア200エリプタ30吸入用の概要

商品名 レルベア200エリプタ30吸入用
一般名 ビランテロールトリフェニル酢酸塩・フルチカゾンフランカルボン酸エステル吸入剤
薬価・規格 5572.2円 (30吸入1キット)
薬の形状
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤のアイコン
製造会社 GSK
ブランド レルベア100エリプタ14吸入用 他
YJコード 2290803G4027
レセプト電算コード 622375601
添付文書PDFファイル

レルベア200エリプタ30吸入用の主な効果と作用

  • 狭くなっている気管支の内部をひろげるとともに、炎症アレルギーをおさえる働きがあります。
  • 喘息発作の程度、頻度を軽減するお薬です。

レルベア200エリプタ30吸入用の用途

レルベア200エリプタ30吸入用の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、血管性浮腫、口腔咽頭カンジダ症、インフルエンザ、気管支炎、上気道感染、頭痛、振戦、不安、期外収縮、動悸

起こる可能性のある重大な副作用

肺炎、アナフィラキシー反応、咽頭浮腫、気管支痙攣

上記以外の副作用

頻脈、発声障害、口腔咽頭痛、鼻咽頭炎、咽頭炎、副鼻腔炎、咳嗽、腹痛、関節痛、背部痛、筋痙縮、骨折、高血糖、過敏症、蕁麻疹、食道カンジダ症、鼻炎、発熱

レルベア200エリプタ30吸入用の用法・用量

  • 通常、成人にはレルベア100エリプタ1吸入(ビランテロールとして25μg及びフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして100μg)を1日1回吸入投与する
    • なお、症状に応じてレルベア200エリプタ1吸入(ビランテロールとして25μg及びフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして200μg)を1日1回吸入投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

レルベア200エリプタ30吸入用の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 深在性真菌症
    • 有効な抗菌剤の存在しない感染症
    • 肝障害
    • 結核性疾患
    • 心疾患
    • 糖尿病
    • 慢性閉塞性肺疾患
    • 肺炎の発現リスクが高い
    • 感染症<有効な抗菌剤の存在しない感染症・深在性真菌症を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

レルベア200エリプタ30吸入用の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状
リトナビル 副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状
ケトコナゾール 副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状
エリスロマイシン 副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様の症状
ケトコナゾール<経口剤> 血中のビランテロール及びフルチカゾンフランカルボン酸エステルの曝露量増加
β-遮断剤 本剤の作用が減弱
QTを延長する薬剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
抗不整脈剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
三環系抗うつ剤 QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大

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レルベア200エリプタ30吸入用に関係する解説

ステロイド薬・β2刺激薬配合剤(吸入薬)

  • レルベア200エリプタ30吸入用は、ステロイド薬・β2刺激薬配合剤(吸入薬)に分類される。
  • ステロイド薬・β2刺激薬配合剤(吸入薬)とは、気管支や肺の炎症により気道が狭くなっている喘息やCOPDに対して、気道の炎症を抑え気管支を拡張することで、咳や息苦しさなどを改善する薬。

ステロイド薬・β2刺激薬配合剤(吸入薬)の代表的な商品名

  • アドエア
  • シムビコート
  • フルティフォーム
  • レルベア
  • アテキュラ
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