ビベスピエアロスフィア28吸入の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
口内乾燥、悪心、頭痛、浮動性めまい、落ち着きのなさ、不眠症、振戦、頻脈、動悸、筋痙縮、尿閉
起こる可能性のある重大な副作用
心房細動、重篤な血清カリウム値低下
上記以外の副作用
胸痛、過敏症、不安、激越、上室性頻脈、期外収縮、高血糖、尿路感染
ビベスピエアロスフィア28吸入の用法・用量
- 通常、成人には、1回2吸入(グリコピロニウムとして14.4μg、ホルモテロールフマル酸塩として9.6μg)を1日2回吸入投与する
- (用法及び用量に関連する注意)本剤は1日2回、できるだけ同じ時間帯に吸入すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ビベスピエアロスフィア28吸入の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
カテコールアミン製剤 |
不整脈、心停止 |
エピネフリン |
不整脈、心停止 |
イソプロテレノール |
不整脈、心停止 |
キサンチン系薬剤 |
低カリウム血症による不整脈 |
テオフィリン |
低カリウム血症による不整脈 |
アミノフィリン製剤 |
低カリウム血症による不整脈 |
全身性ステロイド剤 |
低カリウム血症による不整脈 |
全身性プレドニゾロン |
低カリウム血症による不整脈 |
全身性ベタメタゾン |
低カリウム血症による不整脈 |
利尿剤 |
低カリウム血症による不整脈 |
フロセミド |
低カリウム血症による不整脈 |
β-遮断剤 |
ホルモテロールの作用を減弱 |
アテノロール |
ホルモテロールの作用を減弱 |
QTを延長する薬剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
抗不整脈剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
キニジン |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
プロカインアミド |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
ジソピラミド |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
三環系抗うつ剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
イミプラミン |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |