スピオルトレスピマット28吸入の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
霧視、皮膚そう痒、脱毛、浮動性めまい、不眠、味覚倒錯、口渇、便秘、高尿酸血症、動悸、頻脈
起こる可能性のある重大な副作用
心房細動、期外収縮、心不全、イレウス、閉塞隅角緑内障、視力低下、眼痛、頭痛、眼充血、アナフィラキシー、じん麻疹、血管浮腫、呼吸困難
上記以外の副作用
上室性頻脈、高血圧、発声障害、咳嗽、鼻出血、咽頭炎、鼻咽頭炎、喉頭炎、中咽頭カンジダ症、咽喉刺激感、排尿障害、尿閉、関節痛、背部痛、過敏症、眼圧上昇、発疹、皮膚感染、皮膚潰瘍、皮膚乾燥、嗅覚錯誤、消化不良、口内炎、舌炎、嚥下障害、胃食道逆流性疾患、歯肉炎、脱水、好酸球増多、白血球減少、喘鳴、副鼻腔炎、気管支痙攣、血尿、夜間頻尿、クレアチニン上昇、腎機能異常、尿路感染、関節腫脹
スピオルトレスピマット28吸入の用法・用量
- 通常、成人には1回2吸入(チオトロピウムとして5μg及びオロダテロールとして5μg)を1日1回吸入投与する
- (用法及び用量に関連する注意)本剤を他の長時間作用性抗コリン薬、長時間作用性β2刺激薬又は長時間作用性抗コリン薬を含む配合剤、長時間作用性β2刺激薬を含む配合剤と同時に使用しないこと〔15.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
スピオルトレスピマット28吸入の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
QTを延長する薬剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
三環系抗うつ剤 |
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大 |
交感神経作動薬 |
オロダテロールの交感神経刺激作用が増強、心拍数増加、血圧上昇 |
キサンチン系薬剤 |
低カリウム血症による心血管事象 |
副腎皮質ホルモン剤 |
低カリウム血症による心血管事象 |
利尿剤<カリウム保持性利尿剤を除く> |
低カリウム血症による心血管事象 |
β-遮断剤 |
オロダテロールの作用が減弱 |