処方薬
スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入
先発

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の基本情報

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の概要

商品名 スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入
一般名 チオトロピウム臭化物水和物吸入剤
薬価・規格 3320.4円 (150μg1キット)
薬の形状
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤
外用薬 > 経口剤 > 吸入剤のアイコン
製造会社 日本ベーリンガーインゲルハイム
ブランド スピリーバ吸入用カプセル18μg 他
YJコード 2259709G2023
レセプト電算コード 621984201
添付文書PDFファイル

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の主な効果と作用

  • 気管支の緊張やけいれんをおさえ、気管支をひろげて咳や苦しい呼吸をやわらげる働きがあります。
  • 呼吸を楽にするお薬です。

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の用途

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、皮膚そう痒、浮動性めまい、口渇、動悸、上室性頻脈、咽喉刺激感、嗄声、霧視、眼圧上昇、脱毛

起こる可能性のある重大な副作用

期外収縮、心不全、心房細動、イレウス、閉塞隅角緑内障、視力低下、眼痛、頭痛、眼充血、アナフィラキシー、じん麻疹、血管浮腫、呼吸困難

上記以外の副作用

不眠、味覚倒錯、嗅覚錯誤、便秘、消化不良、口内炎、舌炎、高尿酸血症、頻脈、好酸球増多、白血球減少、咳嗽、喘鳴、鼻出血、咽頭炎、血尿、排尿障害、夜間頻尿、クレアチニン上昇、腎機能異常、尿閉、過敏症

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の用法・用量

  • 〈慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解〉通常、成人にはスピリーバ2.5μgレスピマット1回2吸入(チオトロピウムとして5μg)を1日1回吸入投与する
  • 〈気管支喘息の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解〉通常、成人にはスピリーバ1.25μgレスピマット1回2吸入(チオトロピウムとして2.5μg)を1日1回吸入投与する
    • なお、症状・重症度に応じて、スピリーバ2.5μgレスピマット1回2吸入(チオトロピウムとして5μg)を1日1回吸入投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤は1回2吸入で投与する製剤であり、1回1吸入では1日の投与量を担保できない
  • したがって、チオトロピウムとして2.5μgを投与する場合には、スピリーバ1.25μgレスピマットを使用すること
    • また、チオトロピウムとして5μgを投与する場合には、スピリーバ2.5μgレスピマットを使用すること
  • 7.2. 〈気管支喘息〉重症度の高い喘息患者には、スピリーバ2.5μgレスピマット1回2吸入(チオトロピウムとして5μg)を1日1回吸入投与する〔17.1.6-17.1.11参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 排尿障害
    • 閉塞隅角緑内障
    • 期外収縮
    • 心不全
    • 心房細動
    • 腎機能高度低下
    • 腎機能中等度低下
    • 重症度の高い喘息
    • 前立腺肥大<排尿障害がある場合を除く>
    • クレアチニンクリアランス値が50mL/min以下

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入に関係する解説

長時間作用型抗コリン薬 (LAMA)(吸入薬)

  • スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入は、長時間作用型抗コリン薬 (LAMA)(吸入薬)に分類される。
  • 長時間作用型抗コリン薬 (LAMA)(吸入薬)とは、気管支を拡張させてCOPDなどによる咳や息苦しさなどを改善する薬。

長時間作用型抗コリン薬 (LAMA)(吸入薬)の代表的な商品名

  • シーブリ
  • スピリーバ
長時間作用型抗コリン薬 (LAMA)(吸入薬)についての詳しい解説を見る