処方薬
ブリカニール錠2mg
先発

ブリカニール錠2mgの基本情報

ブリカニール錠2mgの概要

商品名 ブリカニール錠2mg
一般名 テルブタリン硫酸塩錠
薬価・規格 5.9円 (2mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アストラゼネカ
ブランド ブリカニール錠2mg 他
YJコード 2252003F1085
レセプト電算コード 620007065
識別コード @211
添付文書PDFファイル

ブリカニール錠2mgの主な効果と作用

  • 気管支の緊張やけいれんをおさえ、気管支をひろげて咳や苦しい呼吸をやわらげる働きがあります。
  • 呼吸を楽にするお薬です。

ブリカニール錠2mgの用途

  • 気管支拡張症の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難の諸症状の緩解
  • 気管支喘息の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難の諸症状の緩解
  • 喘息気管支炎の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難の諸症状の緩解
  • 肺気腫の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難の諸症状の緩解
  • 慢性気管支炎の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難の諸症状の緩解

ブリカニール錠2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

動悸、頻脈、手指振戦、手指のこわばり、手指のしびれ感、頭痛、悪心、嘔吐、食欲不振、不整脈、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

重篤な血清カリウム値低下、血清カリウム値低下作用が増強、心リズムに及ぼす作用が増強、アナフィラキシー様症状、呼吸困難、血管浮腫、蕁麻疹

上記以外の副作用

発疹、血圧変動、胸部圧迫感、眩暈、ふらつき、痙直、不眠、傾眠、激越、運動過多、情緒不安

ブリカニール錠2mgの用法・用量

  • 1回量として、次記用量を1日3回経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じて適宜増減する
  • 成人:テルブタリン硫酸塩として4mg
  • 6歳以上の小児:テルブタリン硫酸塩として2mg
  • 5歳以下の幼児:テルブタリン硫酸塩として1mg
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ブリカニール錠2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ブリカニール錠2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カテコールアミン製剤 不整脈、心停止
エピネフリン 不整脈、心停止
イソプロテレノール 不整脈、心停止
キサンチン系薬剤 低カリウム血症による不整脈
テオフィリン 低カリウム血症による不整脈
アミノフィリン製剤 低カリウム血症による不整脈
ジプロフィリン 低カリウム血症による不整脈
副腎皮質ホルモン剤 低カリウム血症による不整脈
ベタメタゾン 低カリウム血症による不整脈
プレドニゾロン 低カリウム血症による不整脈
コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム 低カリウム血症による不整脈
カリウム排泄型利尿剤 低カリウム血症による不整脈
フロセミド 低カリウム血症による不整脈
トリクロルメチアジド 低カリウム血症による不整脈
ヒドロクロロチアジド 低カリウム血症による不整脈
β遮断剤<β1選択性> 本剤の作用を減弱
アテノロール 本剤の作用を減弱
塩酸セリプロロール 本剤の作用を減弱
ビソプロロールフマル酸塩 本剤の作用を減弱

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ブリカニール錠2mgに関係する解説

β2刺激薬(内服薬・外用貼付薬)

  • ブリカニール錠2mgは、β2刺激薬(内服薬・外用貼付薬)に分類される。
  • β2刺激薬(内服薬・外用貼付薬)とは、主に気管支のβ2受容体を刺激し気管支を拡張させることで喘息などによる咳や息苦しさなどを改善する薬。

β2刺激薬(内服薬・外用貼付薬)の代表的な商品名

  • ホクナリン
  • スピロペント
  • ベネトリン
  • ベロテック
  • メプチン
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