処方薬
フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」
後発

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の基本情報

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の概要

商品名 フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」
一般名 フルマゼニル0.5mg5mL注射液
薬価・規格 1012.0円 (0.5mg5mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 武田テバファーマ
YJコード 2219403A1086
レセプト電算コード 621836901
添付文書PDFファイル

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の主な効果と作用

  • ベンゾジアゼピンによる鎮静や呼吸抑制を改善する働きがあります。
  • 薬により起こる鎮静や呼吸抑制を改善するお薬です。

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の用途

  • ベンゾジアゼピン系薬剤による呼吸抑制の改善
  • ベンゾジアゼピン系薬剤による鎮静の解除

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、興奮、不穏、幻覚、不安感、体動、痙攣、白血球減少、血圧上昇、頻脈、徐脈

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、蕁麻疹、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、嘔気

上記以外の副作用

咳、咽頭違和感、嘔吐、胸部不快感、AST上昇、ALT上昇、血清ビリルビン上昇、Al-P上昇、クレアチニン上昇、羞明、過換気

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の用法・用量

  • 初回0.2mgを緩徐に静脈内投与する
  • 投与後4分以内に望まれる覚醒状態が得られない場合は更に0.1mgを追加投与する
  • 以後必要に応じて、1分間隔で0.1mgずつを総投与量1mgまで、ICU領域では2mgまで投与を繰り返す
    • 但し、ベンゾジアゼピン系薬剤の投与状況及び患者の状態により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 長期間ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されているてんかん
    • 肝機能障害
    • 冠動脈疾患
    • 高血圧
    • 不安の程度が高い
    • ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されている重症頭部外傷
    • ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されている不安定な頭蓋内圧
    • ベンゾジアゼピン系薬剤と三<四>環系抗うつ剤服用中
    • ベンゾジアゼピン系薬剤を長期間にわたり高用量投与
    • 侵襲の大きい手術を受けた
    • 精神的不安の程度が高い

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フルマゼニル静注液0.5mg「テバ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ベンゾジアゼピン系化合物 抗うつ剤の中毒作用が増強
三環系抗うつ剤 抗うつ剤の中毒作用が増強
四環系抗うつ剤 抗うつ剤の中毒作用が増強

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