処方薬
タンデトロン注射用20
後発

タンデトロン注射用20の基本情報

タンデトロン注射用20の概要

商品名 タンデトロン注射用20
一般名 アルプロスタジルアルファデクス注射用
薬価・規格 363.0円 (20μg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 高田製薬
ブランド タンデトロン注射用500 他
YJコード 2190402D3056
レセプト電算コード 622085902
添付文書PDFファイル

タンデトロン注射用20の主な効果と作用

  • 血管をひろげる働きがあります。
  • 手足の潰瘍や痛みなどを改善し、血流を改善するお薬です。
  • 手術が行えるようになるまで動脈管を開いたままにするために用いるお薬です。

タンデトロン注射用20の用途

タンデトロン注射用20の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

出血、疼痛、腫脹、発赤、脱力感、そう痒、頭痛、血漿蛋白分画変動、過敏症、蕁麻疹、胸部絞扼感

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血圧低下、意識障害、呼吸困難、発疹、心不全、肺水腫、胸水、動悸、胸苦しさ、浮腫、脳出血、消化管出血、心筋梗塞、胸痛、胸部圧迫感、心電図異常、無顆粒球症、白血球減少、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、間質性肺炎、発熱、咳嗽、無呼吸発作、持続勃起症

上記以外の副作用

血圧降下、顔面潮紅、出血傾向、眼底出血、皮下出血、血管痛、静脈炎、喘息、悪心、嘔吐、胃部不快感、食欲不振、下痢、腹痛、眩暈、悪寒、腎不全増悪、血小板減少、貧血、頭重、熱感、乳房硬結、四肢疼痛、四肢疼痛増強、関節痛、しびれ、CRP上昇、低ナトリウム血症、頻脈、低血圧、徐脈、肺動脈中膜菲薄化、多呼吸、痙攣、振戦、低クロル血症、胃粘膜肥厚、骨膜肥厚、低カリウム血症、口腔内分泌液増加、気道分泌液増加、アシドーシス、脱毛、多毛、腹水、勃起延長、陰茎痛、陰茎腫脹、血腫、灼熱感

タンデトロン注射用20の用法・用量

  • 1.動脈内投与;慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍並びに安静時疼痛の改善:1).アルプロスタジル20μgを生理食塩液5mLに溶かし、1日量アルプロスタジルとして10~15μg(およそ0.1~0.15ng/kg/分)をシリンジポンプを用い持続的に動脈内へ注射投与する
  • 2).症状により0.05~0.2ng/kg/分の間で適宜増減する
  • 2.静脈内投与:1).振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善並びに末梢循環・神経・運動機能障害の回復、血行再建術後の血流維持、動脈内投与が不適と判断される慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍並びに安静時疼痛の改善:(1).1回量アルプロスタジル40~60μgを輸液500mLに溶解し、2時間かけて点滴静注する(5~10ng/kg/分)
    • なお、投与速度は体重1kg2時間あたり1.2μgを超えない
  • (2).投与回数は1日1~2回
  • (3).症状により適宜増減する
  • 2).動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存:アルプロスタジルとして50~100ng/kg/分の速度で静脈内投与を開始し、症状に応じて適宜増減し、有効最小量で持続投与する
  • 3.陰茎海綿体内投与;勃起障害の診断:アルプロスタジル20μgを生理食塩液1mLに溶かし、1回量アルプロスタジルとして20μgを陰茎海綿体へ注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タンデトロン注射用20の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 喀血
    • 過敏症
    • 出血
    • 出血性眼疾患
    • 消化管出血
    • 頭蓋内出血
    • 重篤な心不全<動脈管依存性先天性心疾患は除く>
    • 肺水腫<動脈管依存性先天性心疾患は除く>
    • 胃潰瘍
    • 眼圧亢進
    • 重症糖尿病
    • 出血傾向
    • 心不全
    • 腎不全
    • 多発性骨髄腫
    • 白血病
    • 緑内障
    • 血栓溶解剤投与中
    • 抗凝血剤投与中
    • 抗血小板剤投与中
    • Peyronie病
    • 陰茎屈曲
    • 陰茎構造上欠陥
    • 陰茎線維化
    • 鎌状赤血球性貧血
    • 持続勃起症の素因となり得る疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

タンデトロン注射用20の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗血小板剤 出血傾向の増強
アスピリン 出血傾向の増強
チクロピジン 出血傾向の増強
シロスタゾール 出血傾向の増強
血栓溶解剤 出血傾向の増強
ウロキナーゼ 出血傾向の増強
血液凝固阻止剤 出血傾向の増強
ヘパリン製剤 出血傾向の増強
ワルファリン 出血傾向の増強
パパベリン 勃起延長、持続勃起症
勃起不全治療剤 勃起延長、持続勃起症

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