アマルエット配合錠3番「DSEP」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
過敏症、浮腫、発疹、肺炎、咳、そう痒、光線過敏、血管炎、血管浮腫、脱毛、帯状疱疹
起こる可能性のある重大な副作用
劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、房室ブロック、徐脈、眩暈、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、ミオパシー、重篤な腎障害、広範な筋肉痛、筋肉圧痛、著明なCK上昇、著明なCPK上昇、免疫介在性壊死性ミオパシー、血管神経性浮腫、アナフィラキシー反応、蕁麻疹、過敏症状、汎血球減少症、血小板減少症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、水疱性発疹、高血糖、糖尿病、口渇、頻尿、全身倦怠感、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常
上記以外の副作用
発赤、皮膚変色、皮膚乾燥、皮膚亀裂、多汗、爪障害、好酸球増加、白血球増加、貧血、紫斑、Al-P上昇、LDH上昇、腹水、歯肉障害、膵炎、胃炎、胃食道逆流性疾患、胃不快感、腹部膨満、過敏性腸症候群、嘔気、嘔吐、便秘、口内炎、舌痛、舌炎、舌のしびれ、しびれ、口のしびれ、口唇炎、歯肉肥厚、消化不良、アミラーゼ上昇、食欲不振、腹痛、下痢、軟便、排便回数増加、胃腸炎、咽頭不快感、鼻炎、鼻出血、無力症、筋痙攣、筋緊張亢進、筋炎、関節痛、背部痛、腱炎、腱痛、視力異常、霧視、耳鳴、味覚異常、頭痛、ふらつき、片頭痛、不眠症、振戦、眠気、気分動揺、末梢神経障害、健忘症、抑うつ、悪夢、錐体外路症状、甲状腺腫、テストステロン低下、コリンエステラーゼ上昇、TSH上昇、ACTH上昇、アルドステロン低下、女性化乳房、代謝異常、血清コレステロール上昇、HbA1c上昇、尿中ブドウ糖陽性、低血糖症、血清鉄低下、動悸、ほてり、熱感、顔面潮紅、期外収縮、血圧上昇、洞房ブロック、洞停止、心房細動、頻脈、血圧低下、失神、BUN上昇、クレアチニン上昇、血中カリウム増加、血中カリウム減少、夜間頻尿、排尿困難、勃起障害、尿管結石、尿潜血陽性、尿中蛋白陽性、脳梗塞、疲労、体重増加、体重減少、疼痛、異常感覚、胸痛、着色尿
アマルエット配合錠3番「DSEP」の用法・用量
- 本剤(アムロジピン・アトルバスタチン配合剤)は、1日1回経口投与する
- なお、次のアムロジピンとアトルバスタチンの用法・用量に基づき、患者毎に用量を決める
- 1.アムロジピン1).高血圧症:アムロジピンとして2.5~5mgを1日1回経口投与する
- なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量することができる
- 2).狭心症:アムロジピンとして5mgを1日1回経口投与する
- 2.アトルバスタチン1).高コレステロール血症:アトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる
- 2).家族性高コレステロール血症:アトルバスタチンとして10mgを1日1回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アマルエット配合錠3番「DSEP」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
フィブラート系薬剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化、筋肉痛、脱力感 |
ベザフィブラート |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感 |
ニコチン酸製剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感 |
ニセリトロール |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感 |
免疫抑制剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感 |
シクロスポリン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感、アトルバスタチンのAUC0-24hが8.7倍に上昇 |
アゾール系抗真菌剤 |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、筋肉痛、脱力感 |
イトラコナゾール |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、アムロジピンの血中濃度が上昇、筋肉痛、脱力感 |
エリスロマイシン |
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、アムロジピンの血中濃度が上昇、筋肉痛、脱力感 |
グレカプレビル・ピブレンタスビル |
アトルバスタチンのAUCが8.28倍・Cmaxが22.0倍に上昇、本剤の血中濃度が上昇し副作用が発現 |
降圧作用を有する薬剤 |
相互に作用を増強 |
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 |
アムロジピンの血中濃度が上昇 |
ジルチアゼム |
アムロジピンの血中濃度が上昇 |
リトナビル |
アムロジピンの血中濃度が上昇 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 |
アムロジピンの血中濃度が低下 |
リファンピシン類 |
アムロジピンの血中濃度が低下、アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下 |
タクロリムス水和物 |
血中濃度が上昇し腎障害等のタクロリムスの副作用が発現 |
クラリスロマイシン |
アトルバスタチンの血漿中薬物濃度の有意な上昇 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 |
アトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇、アトルバスタチンのAUCが約1.7倍に上昇 |
ロピナビル・リトナビル配合剤 |
アトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇 |
メシル酸ネルフィナビル |
アトルバスタチンのAUCが約1.7倍に上昇 |
グラゾプレビル |
アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が上昇<Cmax:5.66倍>、アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が上昇<AUC0-∞:3.00倍> |
レテルモビル |
アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が上昇 |
エファビレンツ |
アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下 |
ベキサロテン |
本剤のAUCが約50%低下 |
陰イオン交換樹脂剤<経口> |
アトルバスタチンの血漿中薬物濃度が約25%低下 |
ジゴキシン |
血漿中ジゴキシン濃度が上昇 |
経口避妊薬 |
血漿中濃度の上昇 |
ノルエチステロン・エチニルエストラジオール |
血漿中濃度の上昇 |