処方薬
ロケルマ懸濁用散分包5g
先発
ロケルマ懸濁用散分包5gの基本情報
ロケルマ懸濁用散分包5gの概要
商品名 | ロケルマ懸濁用散分包5g |
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一般名 | ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物散 |
薬価・規格 | 1024.3円 (5g1包) |
薬の形状 |
内用薬 > 散剤 > 散
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製造会社 | アストラゼネカ |
YJコード | 2190040B1020 |
レセプト電算コード | 622796601 |
ロケルマ懸濁用散分包5gの主な効果と作用
- 血液中のカリウムを下げるお薬です。
- カリウムを体の外へ排泄させて、血液中のカリウムの量を減らす働きがあります。
ロケルマ懸濁用散分包5gの用途
ロケルマ懸濁用散分包5gの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
浮腫、体液貯留、全身性浮腫、末梢性浮腫、末梢腫脹、便秘
起こる可能性のある重大な副作用
低カリウム血症、血清カリウム値が3.5mmol/L未満、うっ血性心不全
ロケルマ懸濁用散分包5gの用法・用量
- 通常、成人には、開始用量として1回10gを水で懸濁して1日3回、2日間経口投与する
- なお、血清カリウム値や患者の状態に応じて、最長3日間まで経口投与できる
- 以後は、1回5gを水で懸濁して1日1回経口投与する
- なお、血清カリウム値や患者の状態に応じて適宜増減するが、最高用量は1日1回15gまでとする
- 血液透析施行中の場合には、通常、1回5gを水で懸濁して非透析日に1日1回経口投与する
- なお、最大透析間隔後の透析前の血清カリウム値や患者の状態に応じて適宜増減するが、最高用量は1日1回15gまでとする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤投与開始3日目に1回10gを1日3回投与する場合には、3日目の投与前に血清カリウム値が治療目標値に達していないことを確認すること
- また、本剤投与開始3日後にも血清カリウム値が治療目標値に達していない場合は、他の治療方法を検討すること(血液透析施行中を除く)
- 7.2. 本剤投与開始時及び投与量調整時は、1週間後を目安に血清カリウム値を測定すること
- 以後は、患者の状態等に応じて、定期的に血清カリウム値を測定すること〔7.4、8.1、11.1.1参照〕
- 7.3. 増量を行う場合は5gずつとし、1週間以上の間隔を空けること
- 7.4. 血清カリウム値が3.5mEq/L未満に低下した場合、本剤の減量又は中止を考慮すること
- 血清カリウム値が3.0mEq/L未満に低下した場合、本剤を中止すること
- 血清カリウム値に応じて、カリウム補充の必要性を検討すること〔7.2、8.1、11.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ロケルマ懸濁用散分包5gの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ロケルマ懸濁用散分包5gの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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血清カリウム値に影響を及ぼす薬剤 | 血清カリウム値の変動 |
レニン-アンジオテンシン系阻害剤 | 血清カリウム値の変動 |
抗アルドステロン剤 | 血清カリウム値の変動 |
利尿剤 | 血清カリウム値の変動 |
抗HIV薬<経口> | 作用を減弱 |
硫酸アタザナビル<経口> | 作用を減弱 |
ネルフィナビルメシル酸塩<経口> | 作用を減弱 |
リルピビリン塩酸塩<経口> | 作用を減弱 |
アゾール系抗真菌薬<経口> | 作用を減弱 |
イトラコナゾール<経口> | 作用を減弱 |
フルコナゾール<経口> | 作用を減弱 |
ボリコナゾール<経口> | 作用を減弱 |
チロシンキナーゼ阻害剤<経口> | 作用を減弱 |
エルロチニブ塩酸塩<経口> | 作用を減弱 |
ダサチニブ水和物<経口> | 作用を減弱 |
ニロチニブ塩酸塩水和物<経口> | 作用を減弱 |
タクロリムス<経口剤> | 作用が減弱 |