処方薬
カルタレチン錠250
後発

カルタレチン錠250の基本情報

カルタレチン錠250の概要

商品名 カルタレチン錠250
一般名 沈降炭酸カルシウム錠
薬価・規格 5.6円 (250mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 武田テバファーマ
ブランド カルタレチン錠500 他
YJコード 2190024F2046
レセプト電算コード 622102601
識別コード t504
添付文書PDFファイル

カルタレチン錠250の主な効果と作用

  • 食物に含まれるリンと結合し、便とともに体の外へ排出することにより、リンの体内への吸収をおさえる働きがあります。
  • 血液中のリンを下げるお薬です。

カルタレチン錠250の用途

カルタレチン錠250の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

代謝異常、アルカローシス、電解質失調、高カルシウム血症、血中カルシウム濃度として11mg/dL以上、腎結石、尿路結石、便秘、下痢、悪心、胃酸反動性分泌

上記以外の副作用

過敏症、そう痒感、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、トリグリセリド上昇、AST上昇

カルタレチン錠250の用法・用量

  • 沈降炭酸カルシウムとして1日3.0gを3回に分割して、食直後、経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カルタレチン錠250の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カルタレチン錠250の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 相互に吸収が低下し効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 相互に吸収が低下し効果が減弱
ノルフロキサシン<経口> 相互に吸収が低下し効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 当該薬剤の吸収・排泄に影響
ポリスチレンスルホン酸カルシウム 当該薬剤の吸収・排泄に影響
キニジン硫酸塩水和物 当該薬剤の吸収・排泄に影響
活性型ビタミンD製剤 高カルシウム血症
アルファカルシドール 高カルシウム血症
カルシトリオール 高カルシウム血症

飲食物との組み合わせ注意

  • 大量の牛乳

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カルタレチン錠250に関係する解説

高リン血症治療薬(血中リン排泄促進薬)

  • カルタレチン錠250は、高リン血症治療薬(血中リン排泄促進薬)に分類される。
  • 高リン血症治療薬(血中リン排泄促進薬)とは、主に慢性腎臓病(CKD)の病態において、消化管内でリンを吸着し、リン排泄を促すことで高リン血症を改善し、動脈硬化や骨折などを予防する薬。

高リン血症治療薬(血中リン排泄促進薬)の代表的な商品名

  • レナジェル、フォスブロック
  • ホスレノール
  • キックリン
  • リオナ
  • カルタン
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