処方薬
トコフェロールニコチン酸エステルカプセル100mg「NP」
後発

トコフェロールニコチン酸エステルカプセル100mg「NP」の添付文書

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効果・効能

  1. 次記に伴う随伴症状:高血圧症。

  2. 高脂質血症。

  3. 次記に伴う末梢循環障害:閉塞性動脈硬化症。

用法・用量

トコフェロールニコチン酸エステルとして、1日300~600mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  1. 消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、胃痛、悪心、下痢、便秘。

  2. 過敏症:(頻度不明)発疹[このような症状が現れた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。

  3. 肝臓:(頻度不明)肝機能障害(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等)。

  4. その他:(頻度不明)温感、潮紅、顔面浮腫、浮腫。

使用上の注意

(適用上の注意)

薬剤交付時:PTP包装の薬剤は、PTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。

(取扱い上の注意)

安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、トコフェロールニコチン酸エステルカプセル100mg「NP」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。