処方薬
コレバイン錠500mg
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コレバイン錠500mgの基本情報

コレバイン錠500mgの概要

商品名 コレバイン錠500mg
一般名 コレスチミド錠
薬価・規格 18.8円 (500mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 田辺三菱製薬
ブランド コレバインミニ83% 他
YJコード 2189014F1029
レセプト電算コード 610432003
識別コード MKC141
添付文書PDFファイル

コレバイン錠500mgの主な効果と作用

  • 血液中のコレステロールを下げるお薬です。
  • 消化管で胆汁酸や食物中のコレステロールを吸着し、便とともに排泄させる働きがあります。

コレバイン錠500mgの用途

コレバイン錠500mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、腹部膨満、腹痛、嘔気、下痢、鼓腸放屁、口内乾燥、舌荒れ、痔悪化、血便、排便痛

起こる可能性のある重大な副作用

腸管穿孔、腸閉塞、高度便秘、持続する腹痛、嘔吐、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇

上記以外の副作用

肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、皮膚そう痒、発疹、肌荒れ、丘疹、動悸、狭心症状、不整脈、関節痛、背部痛、頸部痛、腰痛、ヘモグロビン減少、白血球数減少、赤血球数減少、ヘマトクリット減少、アミラーゼ上昇、頭痛、浮腫、顔面浮腫、四肢浮腫、胸痛、鼻出血、ピリピリ感、苦味、コリンエステラーゼ上昇、消化不良、食欲不振、口内炎、血糖低下、倦怠感、めまい、頻尿、しびれ感

コレバイン錠500mgの用法・用量

  • 通常、成人にはコレスチミドとして1回1.5gを1日2回、朝夕食前に水とともに経口投与する
  • ただし、症状、服用状況を考慮して朝夕食後投与とすることもできる
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高用量は1日4gとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 朝夕食後投与の成績は一般臨床試験によるものであり、原則として朝夕食前投与とする
  • 7.2. 1回あたりの製剤量は次のとおりである
  • 1回投与量(1.5g):3錠
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

コレバイン錠500mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

コレバイン錠500mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
酸性薬物<経口> 作用減弱
ワルファリン<経口> 作用減弱
クロロチアジド<経口> 作用減弱
テトラサイクリン<経口> 作用減弱
フェノバルビタール<経口> 作用減弱
甲状腺製剤<経口> 作用減弱
チロキシン製剤<経口> 作用減弱
ジギタリス<経口> 作用減弱
胆汁酸製剤<服用> 作用減弱
ウルソデオキシコール酸<服用> 作用減弱
ケノデオキシコール酸<経口> 作用減弱
エゼチミブ<経口> 血中濃度が低下
カンデサルタンシレキセチル<服用> 血中濃度が低下
発癌物質 腸腫瘍の発生頻度が上昇

コレバイン錠500mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 18.8円 (500mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 田辺三菱製薬
    先発
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コレバイン錠500mgに関係する解説

陰イオン交換樹脂

  • コレバイン錠500mgは、陰イオン交換樹脂に分類される。
  • 陰イオン交換樹脂とは、消化管内で胆汁酸を吸着しそのまま体外へ排泄させてコレステロールを下げる薬。

陰イオン交換樹脂の代表的な商品名

  • コレバイン、コレバインミニ
  • クエストラン
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