処方薬
シンバスタチン錠10「MEEK」
後発

シンバスタチン錠10「MEEK」の基本情報

シンバスタチン錠10「MEEK」の概要

商品名 シンバスタチン錠10「MEEK」
一般名 シンバスタチン10mg錠
薬価・規格 29.9円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 小林化工
ブランド シンバスタチン錠5「MEEK」 他
YJコード 2189011F2080
レセプト電算コード 620002736
識別コード MK16
添付文書PDFファイル

シンバスタチン錠10「MEEK」の主な効果と作用

  • コレステロールの生合成に関与する酵素の働きをおさえ、血液中のコレステロールの量を減らす働きがあります。
  • 脂質異常症を治療するお薬です。

シンバスタチン錠10「MEEK」の用途

シンバスタチン錠10「MEEK」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

ミオグロビン上昇、しびれ、膵炎、腹痛、嘔気、下痢、消化不良、嘔吐、食欲不振、便秘、鼓腸放屁

起こる可能性のある重大な副作用

横紋筋融解症、ミオパシー、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、重篤な腎障害、広範な筋肉痛、筋肉圧痛、著明なCK上昇、著明なCPK上昇、免疫介在性壊死性ミオパシー、肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全、末梢神経障害、四肢感覚鈍麻、しびれ感、冷感、感覚障害、筋力低下、血小板減少、過敏症候群、ループス様症候群、血管炎、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常

上記以外の副作用

腹部膨満感、口内炎、舌炎、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン値上昇、光線過敏、扁平苔癬、皮膚そう痒、発疹、蕁麻疹、脱毛、紅斑、筋痙攣、貧血、白血球減少、認知機能障害、記憶障害、混乱、抑うつ、頭痛、不眠、眩暈、心悸亢進、頻尿、テストステロン低下、勃起不全、HbA1c上昇、血糖値上昇、倦怠感、BUN上昇、浮腫、口渇、関節痛、耳鳴、ほてり、胸痛、味覚異常

シンバスタチン錠10「MEEK」の用法・用量

  • シンバスタチンとして5mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合は1日20mgまで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シンバスタチン錠10「MEEK」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な肝障害
    • イトラコナゾール投与中
    • ミコナゾール投与中
    • アタザナビル投与中
    • サキナビルメシル酸塩投与中
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • ポサコナゾール投与中
    • 腎機能に関する臨床検査値に異常
    • アルコール中毒
    • 肝障害
    • 筋ジストロフィー
    • 甲状腺機能低下症
    • 腎障害
    • フィブラート系薬剤投与中
    • 遺伝性筋疾患
    • 薬剤性筋障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シンバスタチン錠10「MEEK」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
フィブラート系薬剤 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
イトラコナゾール 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症
ミコナゾール 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症
ポサコナゾール 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症
ベザフィブラート 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
ダナゾール 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
シクロスポリン 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
エリスロマイシン 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
クラリスロマイシン 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
HIVプロテアーゼ阻害剤<アタザナビル・メシル酸サキナビルは併用禁忌> 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
リトナビル 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
ニコチン酸製剤 急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、自覚症状<筋肉痛・脱力感>、CK<CPK>上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇、血清クレアチニン上昇、腎機能の悪化
アタザナビル 横紋筋融解症を含むミオパシー等の重篤な副作用
サキナビルメシル酸塩 横紋筋融解症を含むミオパシー等の重篤な副作用
コビシスタットを含有する製剤 横紋筋融解症を含むミオパシー等の重篤な副作用
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用がわずかに増強
ワルファリンカリウム 抗凝血作用がわずかに増強
エファビレンツ 本剤の血漿中濃度が低下
アミオダロン 本剤のAUCが上昇、横紋筋融解症、ミオパシー
アムロジピン 本剤のAUCが上昇、横紋筋融解症、ミオパシー
ベラパミル 本剤のAUCが上昇、横紋筋融解症、ミオパシー
ジルチアゼム 本剤のAUCが上昇、横紋筋融解症、ミオパシー
グラゾプレビル 本剤の血漿中濃度が上昇
バダデュスタット 本剤の血漿中濃度が上昇
ダプトマイシン CK<CPK>が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース
  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

シンバスタチン錠10「MEEK」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る