処方薬
一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」
後発

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の基本情報

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の概要

商品名 一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」
一般名 一硝酸イソソルビド20mg錠
薬価・規格 7.7円 (20mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 沢井製薬
ブランド 一硝酸イソソルビド錠10mg「サワイ」 他
YJコード 2171023F2127
レセプト電算コード 621471701
識別コード SW551
添付文書PDFファイル

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の主な効果と作用

  • 心臓に栄養を送る冠動脈をひろげて血流をよくするとともに、心筋酸素の需給バランスを整える働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の用途

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、めまい、ふらつき、動悸、不眠、全身倦怠感、過敏症、発疹、そう痒感、胃もたれ、腹部膨満感

起こる可能性のある重大な副作用

肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

鼓腸、口内乾燥、嘔気、LDH上昇、BUN上昇、血圧低下、浮腫、熱感、頭重感、しびれ、食欲不振、腹痛、下痢、嘔吐、CK上昇、クレアチニン上昇、筋肉痛

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の用法・用量

  • 通常、成人には一硝酸イソソルビドとして1回20mg1日2回を経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には1回40mg1日2回まで増量できる
  • ただし、労作狭心症又は労作兼安静狭心症で発作回数及び運動耐容能の面で重症と判断された場合には1回40mg1日2回を経口投与できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度貧血
    • 重篤な低血圧
    • 心原性ショック
    • 頭部外傷
    • 脳出血
    • 閉塞隅角緑内障
    • ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中
    • グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中
    • 肝機能障害
    • 原発性肺高血圧症
    • 肥大型閉塞性心筋症
    • 低血圧<重篤な低血圧を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
PDE5阻害薬 降圧作用を増強
シルデナフィル 降圧作用を増強
塩酸バルデナフィル 降圧作用を増強
タダラフィル 降圧作用を増強
sGC刺激剤 降圧作用を増強
リオシグアト 降圧作用を増強
エタノール摂取 血圧低下等が増強、過度の血圧低下
利尿剤 血圧低下等が増強、過度の血圧低下
血管拡張剤 過度の血圧低下、頭痛・血圧低下等の副作用が増強
硝酸・亜硝酸エステル系薬剤 過度の血圧低下、頭痛・血圧低下等の副作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

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一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」に関係する解説

硝酸薬

  • 一硝酸イソソルビド錠20mg「サワイ」は、硝酸薬に分類される。
  • 硝酸薬とは、体内で一酸化窒素を生成し、この物質が心臓の冠動脈を拡げ血流量を増やし、心臓に酸素などを補給したり全身の血管抵抗を減らすことで心臓の負担を軽くする薬。

硝酸薬の代表的な商品名

  • アイトロール
  • ニトロール
  • ニトロペン
  • フランドル
  • ミオコール
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