処方薬
ニトレンジピン錠10mg「杏林」
後発

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の基本情報

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の概要

商品名 ニトレンジピン錠10mg「杏林」
一般名 ニトレンジピン10mg錠
薬価・規格 10.1円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 キョーリンリメディオ
YJコード 2171020F2298
レセプト電算コード 621253602
添付文書PDFファイル

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の主な効果と作用

  • 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の用途

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血圧低下、頭重、頭痛、顔面潮紅、動悸、ほてり、めまい、熱感、浮腫、ふらつき、立ちくらみ

起こる可能性のある重大な副作用

過度の血圧低下、意識消失、呼吸減弱、顔面蒼白、ショック様症状、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

のぼせ、悪心、過敏症、発疹、倦怠感、BUN上昇、歯肉肥厚、女性化乳房、CK上昇、血清カリウム上昇、総コレステロール上昇、血糖値上昇、クレアチニン上昇、尿酸上昇、胸部痛、耳鳴、頻脈、発赤、食欲不振、口渇、嘔吐、消化不良、腹痛、胃部不快感、便秘、下痢、光線過敏症、そう痒感、ふるえ、脱力感、しびれ、眠気、不眠、頻尿

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の用法・用量

  • 〈高血圧症、腎実質性高血圧症〉ニトレンジピンとして、通常、成人1回5~10mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
  • 〈狭心症〉ニトレンジピンとして、通常、成人1回10mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ニトレンジピン錠10mg「杏林」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
β-遮断剤 過剰な心筋収縮力低下や血圧降下
血圧降下剤 過度の血圧低下
ジゴキシン 中毒<不整脈・嘔気・嘔吐・視覚障害・めまい等>
シメチジン 血圧が過度に低下
ラニチジン 血圧が過度に低下
HIVプロテアーゼ阻害剤 血圧が過度に低下
サキナビル 血圧が過度に低下
リトナビル 血圧が過度に低下
リファンピシン類 本剤の作用を減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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ニトレンジピン錠10mg「杏林」に関係する解説

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)

  • ニトレンジピン錠10mg「杏林」は、カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)に分類される。
  • カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)とは、末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬。

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名

  • アムロジン、ノルバスク
  • アダラート
  • アテレック
  • カルブロック
  • コニール
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