処方薬
バイミカード錠10mg
先発

バイミカード錠10mgの基本情報

バイミカード錠10mgの概要

商品名 バイミカード錠10mg
一般名 ニソルジピン錠
薬価・規格 47.5円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 バイエル薬品
ブランド バイミカード錠5mg 他
YJコード 2171019F2023
レセプト電算コード 612170670
識別コード N10
添付文書PDFファイル

バイミカード錠10mgの主な効果と作用

  • 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

バイミカード錠10mgの用途

バイミカード錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

顔面潮紅、潮紅、頭痛、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、ヘモグロビン減少

起こる可能性のある重大な副作用

紅皮症、剥脱性皮膚炎、無顆粒球症

上記以外の副作用

のぼせ、熱感、動悸、浮腫、血圧低下、頻脈、眩暈、倦怠感、悪心、嘔吐、尿酸上昇、CK上昇、CPK上昇、赤血球減少、ヘマトクリット値減少、胸部痛、しびれ感、肩こり、耳鳴、眠気、不眠、脱力感、腹痛、便秘、過敏症、発疹、そう痒、光線過敏症、歯肉肥厚、女性化乳房、頻尿、眼球充血

バイミカード錠10mgの用法・用量

  • 1.高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症:ニソルジピンとして5~10mgを1日1回経口投与する
  • 2.狭心症、異型狭心症:ニソルジピンとして10mgを1日1回経口投与する
  • 症状に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

バイミカード錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

バイミカード錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強
ミコナゾール 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強
血圧降下剤 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
レセルピン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
メチルドパ 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
塩酸プラゾシン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
β-遮断剤 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
アテノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
塩酸アセブトロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
プロプラノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
シメチジン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、頻脈
ジルチアゼム 過度の血圧低下、類薬<ニフェジピン>の血中濃度が上昇
HIVプロテアーゼ阻害剤 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
サキナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
リトナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ジゴキシン 血中濃度が上昇、中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・視覚異常・不整脈等>
リファンピシン類 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
フェニトイン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
カルバマゼピン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
シサプリド 類薬<ニフェジピン>の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
ホスフルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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