処方薬
ニフェジピンCR錠10mg「NP」
後発

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の基本情報

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の概要

商品名 ニフェジピンCR錠10mg「NP」
一般名 ニフェジピン徐放錠(2)
薬価・規格 8.9円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
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製造会社 ニプロ
ブランド ニフェジピンCR錠10mg「NP」 他
YJコード 2171014G3081
レセプト電算コード 621838103
識別コード NT252
添付文書PDFファイル

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の主な効果と作用

  • 血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえ、血管をひろげる働きがあります。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の用途

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、顔面潮紅、潮紅、熱感、動悸、浮腫、下肢浮腫、顔面浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

紅皮症、はく脱性皮膚炎、無顆粒球症、血小板減少、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、血圧低下、一過性意識障害

上記以外の副作用

頻脈、頻尿、頭痛、めまい、倦怠感、不眠、異常感覚、悪心、嘔吐、便秘、下痢、腹部不快感、胸やけ、発疹、そう痒、歯肉肥厚、代謝異常、高血糖、貧血、胸部痛、発汗、悪寒、眠気、脱力感、筋痙攣、四肢しびれ感、上腹部痛、食欲不振、鼓腸、過敏症、光線過敏症、紫斑、血管浮腫、呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉、女性化乳房、眼痛、筋肉痛、関節腫脹、勃起不全、のぼせ、起立性低血圧、振戦、口渇、白血球減少、視力異常、霧視、関節痛

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の用法・用量

  • 〈高血圧症〉通常、成人にはニフェジピンとして20~40mgを1日1回経口投与する
  • ただし、1日10~20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する
    • なお、1日40mgで効果不十分な場合には、1回40mg1日2回まで増量できる
  • 〈腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症〉通常、成人にはニフェジピンとして20~40mgを1日1回経口投与する
  • ただし、1日10~20mgより投与を開始し、必要に応じ漸次増量する
  • 〈狭心症、異型狭心症〉通常、成人にはニフェジピンとして40mgを1日1回経口投与する
    • なお、症状に応じ適宜増減するが、最高用量は1日1回60mgとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 心原性ショック
    • 高度左室収縮機能障害
    • 過度に血圧の低い
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 僧帽弁狭窄
    • 大動脈弁狭窄
    • 血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧
    • 肺高血圧
    • うっ血性心不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ニフェジピンCR錠10mg「NP」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血圧降下剤 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
レセルピン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
メチルドパ 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
塩酸プラゾシン 相互に血圧低下作用を増強、過度の血圧低下
β-遮断剤 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
アテノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
アセブトロール塩酸塩 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
プロプラノロール 過度の血圧低下、相互に作用を増強、心不全
シメチジン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、頻脈
ジルチアゼム 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
トリアゾール系抗真菌剤 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
イトラコナゾール 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
フルコナゾール 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強、浮腫
HIVプロテアーゼ阻害剤 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
サキナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
リトナビル 過度の血圧低下、本剤のAUCが上昇
キヌプリスチン・ダルホプリスチン 過度の血圧低下、本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
硫酸マグネシウム<注射剤> 過度の血圧低下、神経筋伝達遮断の増強
ジゴキシン 血中濃度が上昇、中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・視覚異常・不整脈等>
タクロリムス水和物 血中濃度が上昇、腎機能障害
リファンピシン類 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
フェニトイン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
カルバマゼピン 本剤の有効血中濃度が得られず作用が減弱、血圧上昇、狭心症発作の悪化
シクロスポリン 歯肉肥厚

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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ニフェジピンCR錠10mg「NP」に関係する解説

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)

  • ニフェジピンCR錠10mg「NP」は、カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)に分類される。
  • カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)とは、末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬。

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名

  • アムロジン、ノルバスク
  • アダラート
  • アテレック
  • カルブロック
  • コニール
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