処方薬
ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」
後発

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の基本情報

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の概要

商品名 ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」
一般名 ゾルミトリプタン口腔内崩壊錠
薬価・規格 154.8円 (2.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 高田製薬
YJコード 2160004F2058
レセプト電算コード 622410701
識別コード ゾルミトリプタンOD
添付文書PDFファイル

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の主な効果と作用

  • 脳の血管がひろがるのをおさえ、血管周囲の炎症をおさえる働きがあります。
  • 片頭痛の痛みをやわらげるお薬です。

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の用途

  • 片頭痛家族性片麻痺性・孤発性片麻痺性・脳底型・眼筋麻痺片頭痛を除く>

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

圧迫感、頭痛、動悸、悪心、口内乾燥、嘔吐、傾眠、めまい、知覚減退、知覚過敏、異常感覚

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、不整脈、狭心症、心筋梗塞、虚血性心疾患、虚血性心疾患様症状、一過性胸痛、一過性胸部圧迫感、重篤な発作性頻脈、薬剤の使用過多による頭痛、てんかん様発作

上記以外の副作用

無力症、熱感、重圧感、絞扼感、疼痛、関節痛、背部痛、頚部痛、倦怠感、頻脈、消化管虚血、消化管梗塞、腸管虚血、腸管梗塞、脾梗塞、血性下痢、腹痛、嚥下困難、多尿、尿意切迫、筋肉痛、疲労、じん麻疹、血管浮腫、過敏症状、高血圧、下痢、頻尿、筋脱力

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の用法・用量

  • 通常、成人にはゾルミトリプタンとして1回2.5mgを片頭痛の頭痛発現時に経口投与する
    • なお、効果が不十分な場合には、追加投与をすることができるが、前回の投与から2時間以上あけること
    • また、2.5mgの経口投与で効果が不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から5mgを経口投与することができる
  • ただし、1日の総投与量を10mg以内とすること
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は片頭痛の頭痛発現時に限り使用し、予防的に使用しないこと
  • 7.2. 本剤投与により全く効果が認められない場合は、その発作に対して追加投与をしないこと(このような場合は、再検査の上、頭痛の原因を確認すること)
  • 7.3. 重度肝機能障害患者では、1日の総投与量を5mg以内とするなど慎重に投与すること〔9.3.1、16.6.2参照〕
  • 7.4. CYP1A2阻害剤と併用する場合は、本剤の1日の総投与量を5mg以内とするなど慎重に投与すること〔10.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 虚血性心疾患
    • 心筋梗塞
    • 脳血管障害
    • 末梢血管障害
    • 異型狭心症
    • 冠動脈攣縮
    • エルゴタミン投与中
    • エルゴタミン誘導体含有製剤投与中
    • コントロールされていない高血圧症
    • モノアミン酸化酵素阻害剤<MAO阻害剤>投与中
    • 一過性脳虚血性発作
    • 5-HT1B/1D受容体作動薬投与中
    • モノアミン酸化酵素阻害剤<MAO阻害剤>投与中止2週間以内
    • 重度肝機能障害
    • CYP1A2阻害剤と併用
    • WPW症候群
    • 重篤な不整脈
    • コントロールされている高血圧症
    • てんかんを起こしやすい器質的脳疾患
    • ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群
    • 冠動脈疾患の危険因子を有する
    • 心血管系の疾患が認められない
    • 心臓副伝導路と関連した不整脈
    • 中等度肝機能障害
    • 痙攣を起こしやすい器質的脳疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エルゴタミンを含有する製剤 血圧の上昇、血管攣縮が増強
酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
エルゴタミン誘導体含有製剤 血圧の上昇、血管攣縮が増強
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 血圧の上昇、血管攣縮が増強
マレイン酸エルゴメトリン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
マレイン酸メチルエルゴメトリン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
5-HT1B/1D受容体作動薬 血圧の上昇、血管攣縮が増強
コハク酸スマトリプタン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
臭化水素酸エレトリプタン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
安息香酸リザトリプタン 血圧の上昇、血管攣縮が増強
ナラトリプタン塩酸塩 血圧の上昇、血管攣縮が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加
CYP1A2阻害剤 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加
シメチジン 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加
フルボキサミンマレイン酸塩 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加、セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢
キノロン系抗菌剤 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加
シプロフロキサシン 本剤及び活性代謝物の消失半減期<t1/2>が延長、本剤及び活性代謝物の血中濃度-時間曲線下面積<AUC>が増加
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢
塩酸パロキセチン水和物 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢
塩酸ミルナシプラン セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢
デュロキセチン塩酸塩 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、頻脈、発熱、反射亢進、協調運動障害、下痢

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」に関係する解説

トリプタン系薬(片頭痛発作治療薬)

  • ゾルミトリプタンOD錠2.5mg「タカタ」は、トリプタン系薬(片頭痛発作治療薬)に分類される。
  • トリプタン系薬(片頭痛発作治療薬)とは、脳内における血管収縮作用や抗炎症作用などにより、片頭痛時の痛みなどを和らげる薬。

トリプタン系薬(片頭痛発作治療薬)の代表的な商品名

  • イミグラン
  • ゾーミッグ
  • レルパックス
  • マクサルト
  • アマージ
トリプタン系薬(片頭痛発作治療薬)についての詳しい解説を見る