ニトプロ持続静注液30mg - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
ニトプロ持続静注液30mg
先発

ニトプロ持続静注液30mgの基本情報

ニトプロ持続静注液30mgの概要

商品名 ニトプロ持続静注液30mg
一般名 ニトロプルシドナトリウム水和物注射液
薬価・規格 2588.0円 (30mg10mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 丸石製薬
ブランド ニトプロ持続静注液6mg 他
YJコード 2149401A2036
レセプト電算コード 620005193
添付文書PDFファイル

ニトプロ持続静注液30mgの主な効果と作用

  • 息切れ、むくみなどの心不全の症状をやわらげるお薬です。
  • 血圧を下げるお薬です。
  • 血管をひろげる働きがあります。
  • 血管をひろげて心臓の負担を少なくし、心拍出量を増やす働きがあります。

ニトプロ持続静注液30mgの用途

ニトプロ持続静注液30mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

PaO2低下、代謝性アシドーシス、頻脈、不整脈、心電図異常、肝機能検査値異常、ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、一酸化炭素ヘモグロビン増加

起こる可能性のある重大な副作用

過度の低血圧、リバウンド現象、シアン中毒、耐薬性、代謝性アシドーシス進行、静脈血酸素含量上昇、心電図ST-T波変化

ニトプロ持続静注液30mgの用法・用量

  • 本剤は、5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニトロプルシドナトリウム水和物として0.06~0.1%(1mL当たり0.6~1mg)溶液を持続静注する
  • 〈手術時の低血圧維持〉通常、成人には1分間に体重1kg当たりニトロプルシドナトリウム水和物として0.5μg/kg/分の投与速度で投与を開始し、過度の血圧低下に注意しながら徐々に増量して目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら投与速度を調節する
  • 通常、2.5μg/kg/分以下の投与速度で目的とする血圧が得られ、それを維持することができる
    • なお、最高投与速度は3μg/kg/分を限度とする
    • また、開始投与速度は年齢、症状により適宜減量する
  • 〈手術時の異常高血圧の救急処置〉通常、成人には1分間に体重1kg当たりニトロプルシドナトリウム水和物として0.5μg/kg/分の投与速度で投与を開始し、過度の血圧低下に注意しながら徐々に増量して目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら投与速度を調節する
  • 通常、2.0μg/kg/分以下の投与速度で目的とする血圧が得られ、それを維持することができる
    • なお、最高投与速度は3μg/kg/分を限度とする
    • また、開始投与速度は年齢、症状により適宜減量する
  • 〈急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)、高血圧性緊急症〉通常、小児には1分間に体重1kg当たりニトロプルシドナトリウム水和物として0.5μg/kg/分の投与速度で投与を開始し、過度の血圧低下に注意しながら徐々に増量して目的とする血行動態を得るまで循環動態をモニターしながら投与速度を調節する
  • 通常、3.0μg/kg/分以下の投与速度で目的とする血行動態が得られ、それを維持することができる
    • なお、最高投与速度は10μg/kg/分を限度とする
    • また、開始投与速度は年齢、症状により適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉高齢者では本剤の血圧低下作用が強くあらわれることがあるので、低用量から投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること〔9.8.1、9.8.2参照〕
  • 7.2. 〈効能共通〉ニトロプルシドナトリウム水和物の代謝物として生成されたシアンはさらにチオシアンに代謝されて解毒されるが、500μg/kg以上のニトロプルシドナトリウム水和物を2μg/kg/分より速く投与すると、体内における解毒処理能力を超えてシアンが生成されることが知られているため、投与速度が2μg/kg/分を超える場合には総投与量が500μg/kg以上とならないように注意すること〔1.3、8.4、9.1.6、11.1.3、13.1参照〕
  • 7.3. 〈急性心不全(慢性心不全の急性増悪期を含む)、高血圧性緊急症〉3μg/kg/分を超える投与速度での投与は重篤な副作用の発生リスクが上昇するため必要最小限に留め、長時間維持しないこと(なお、最高投与速度(10μg/kg/分)での投与は10分を超えないこと)〔11.1.1-11.1.3参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ニトプロ持続静注液30mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高度貧血
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • ビタミンB12欠乏症
    • 脳に高度循環障害
    • たばこ弱視
    • レーベル病
    • 遺伝性視神経萎縮症
    • 甲状腺機能不全
    • ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中
    • グアニル酸シクラーゼ刺激作用を有する薬剤投与中
    • 肥満
    • 著しく血圧の低い
    • 過敏症
    • 甲状腺機能低下
    • 心機能障害
    • 極度な肥満
    • 頭蓋内圧亢進症
    • 頭部外傷による血腫
    • 脳出血による血腫
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ニトプロ持続静注液30mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
PDE5阻害薬 降圧作用が増強
シルデナフィル 降圧作用が増強
塩酸バルデナフィル 降圧作用が増強
タダラフィル 降圧作用が増強
sGC刺激剤 降圧作用が増強
リオシグアト 降圧作用が増強
吸入麻酔剤 血圧低下が増強
セボフルラン 血圧低下が増強
降圧作用を有する薬剤 血圧低下が増強
ニカルジピン塩酸塩 血圧低下が増強
塩酸プラゾシン 血圧低下が増強
塩酸エスモロール 血圧低下が増強

ニトプロ持続静注液30mgと主成分が同じ薬

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ニトプロ持続静注液30mgに関係する解説

硝酸薬

  • ニトプロ持続静注液30mgは、硝酸薬に分類される。
  • 硝酸薬とは、体内で一酸化窒素を生成し、この物質が心臓の冠動脈を拡げ血流量を増やし、心臓に酸素などを補給したり全身の血管抵抗を減らすことで心臓の負担を軽くする薬。

硝酸薬の代表的な商品名

  • アイトロール
  • ニトロール
  • ニトロペン
  • フランドル
  • ミオコール
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