ペルジピン注射液10mgに関係する解説
カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)
- ペルジピン注射液10mgは、カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)に分類される。
- カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)とは、末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬。
カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名
- アムロジン、ノルバスク
- アダラート
- アテレック
- カルブロック
- コニール
商品名 | ペルジピン注射液10mg |
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一般名 | ニカルジピン塩酸塩注射液 |
薬価・規格 | 157.0円 (10mg10mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 | LTLファーマ |
ブランド | ペルジピン散10% 他 |
YJコード | 2149400A2023 |
レセプト電算コード | 642140023 |
頻脈、心電図変化、血圧低下、肺動脈圧上昇、心係数低下、心室頻拍、チアノーゼ、肝機能異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、房室ブロック
低酸素血症、狭心痛、狭心痛悪化、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、麻痺性イレウス、黄疸、肺水腫、呼吸困難、血小板減少
過敏症、皮疹、静脈炎、動悸、顔面潮紅、全身倦怠感、心室性期外収縮、嘔気、嘔吐、むかつき、頭痛、体温上昇、尿量減少、血中総コレステロール低下、悪寒、背部痛、血清カリウム上昇
薬剤名 | 影響 |
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血管拡張剤 | 過度の血圧低下 |
β-遮断剤 | 過度の血圧低下、心機能の低下 |
プロプラノロール | 過度の血圧低下、心機能の低下 |
血圧降下剤 | 血圧降下作用が増強 |
クエン酸タンドスピロン | 血圧降下作用が増強 |
フェンタニル | 血圧低下 |
ジゴキシン | 作用を増強し中毒症状<嘔気・嘔吐・めまい・徐脈・不整脈等> |
ダントロレンナトリウム | 他のCa拮抗剤<ベラパミル等>の動物実験で心室細動、他のCa拮抗剤<ベラパミル等>の動物実験で循環虚脱 |
ニトログリセリン | 房室ブロック |
筋弛緩剤 | 作用が増強 |
パンクロニウム臭化物 | 作用が増強 |
ベクロニウム臭化物 | 作用が増強 |
免疫抑制剤 | 作用を増強し中毒症状<特に腎機能異常>、本剤の作用を増強し血圧低下・頻脈 |
シクロスポリン | 作用を増強し中毒症状<特に腎機能異常>、本剤の作用を増強し血圧低下・頻脈 |
タクロリムス水和物 | 作用を増強し中毒症状<特に腎機能異常>、本剤の作用を増強し血圧低下・頻脈 |
フェニトイン | 作用を増強し中毒症状<神経的>、本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の作用が減弱 |
シメチジン | 本剤の作用が増強され血圧低下・頻脈 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 | 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強 |
サキナビル | 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強 |
リトナビル | 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強 |
アゾール系抗真菌剤 | 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強 |
イトラコナゾール | 本剤の血中濃度が上昇し本剤の作用が増強 |