処方薬
イルアミクス配合錠LD「ファイザー」
後発

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の基本情報

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の概要

商品名 イルアミクス配合錠LD「ファイザー」
一般名 イルベサルタン・アムロジピンベシル酸塩LD錠
薬価・規格 18.2円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 ヴィアトリス・ヘルスケア
YJコード 2149118F1178
レセプト電算コード 622632701
添付文書PDFファイル

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 血圧を上げる物質(アンジオテンシンⅡ)の働きをおさえるとともに、血管や心臓の筋肉を収縮させるカルシウムの働きをおさえて血管をひろげる働きがあります。

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の用途

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、糖尿病、発疹、そう痒、じん麻疹、光線過敏症、多形紅斑、ビリルビン上昇、関節痛、筋痙攣、背部痛

起こる可能性のある重大な副作用

血管浮腫、顔面腫脹、腫脹、口唇腫脹、咽頭腫脹、舌腫脹、高カリウム血症、ショック、失神、意識消失、冷感、嘔吐、腎不全、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇、低血糖、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害、横紋筋融解症、筋肉痛、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎障害、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、房室ブロック、徐脈、めまい

上記以外の副作用

貧血、紫斑、白血球増加、動悸、ほてり、熱感、顔面潮紅、頻脈、起立性低血圧、心房細動、胸痛、期外収縮、逆流性食道炎、下痢、軟便、口内炎、心窩部痛、便秘、胃腸炎、尿管結石、頻尿、夜間頻尿、クレアチニン上昇、ふらつき、頭痛、頭重、眠気、しびれ、末梢神経障害、尿酸上昇、尿中ブドウ糖陽性、コレステロール上昇、血中カリウム減少、脳梗塞、異常感覚、倦怠感、CRP上昇、咳嗽、体重増加、脱毛、勃起障害、鼻出血、鼻炎、過敏症、血管炎、LDH上昇、腹水、筋力低下、筋緊張亢進、赤血球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、好酸球増加、血圧低下、洞房ブロック、洞停止、悪心、胸やけ、胃不快感、口渇、消化不良、排便回数増加、膵炎、腹痛、腹部膨満、BUN上昇、尿中蛋白陽性、尿沈渣異常、尿潜血陽性、排尿障害、もうろう感、不眠、振戦、気分動揺、錐体外路症状、代謝異常、血中カリウム上昇、高血糖、霧視、味覚異常、発熱、総蛋白減少、耳鳴、疲労、視力異常、呼吸困難、多汗、歯肉肥厚、性機能異常、女性化乳房、体重減少、疼痛、皮膚変色

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の用法・用量

  • 通常、成人には1日1回1錠(イルベサルタン/アムロジピンとして100mg/5mg)を経口投与する
  • 本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない
  • (用法及び用量に関連する注意)次のイルベサルタンとアムロジピンベシル酸塩の用法・用量を踏まえ、患者毎に用量を決めること
  • 〈イルベサルタン〉通常、成人にはイルベサルタンとして50~100mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最大投与量は200mgまでとする
  • 〈アムロジピンベシル酸塩〉・ 高血圧症通常、成人にはアムロジピンとして2.5~5mgを1日1回経口投与する
    • なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量することができる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • アリスキレンフマル酸塩投与中
    • 高カリウム血症
    • 両側性腎動脈狭窄
    • 片腎で腎動脈狭窄
    • 手術前24時間
    • 肝機能障害
    • 血液透析中
    • 厳重な減塩療法中
    • 重篤な腎機能障害
    • 腎機能障害
    • 脳血管障害
    • 胆汁性肝硬変
    • 血清カリウム値が高くなりやすい
    • コントロール不良の糖尿病
    • 胆汁うっ滞

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

イルアミクス配合錠LD「ファイザー」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アリスキレンフマル酸塩 非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
カリウム保持性利尿剤 血清カリウム値が上昇
スピロノラクトン 血清カリウム値が上昇
トリアムテレン 血清カリウム値が上昇
カリウム補給剤 血清カリウム値が上昇
塩化カリウム<補給剤> 血清カリウム値が上昇
降圧利尿剤 一過性の急激な血圧低下
フロセミド 一過性の急激な血圧低下
トリクロルメチアジド 一過性の急激な血圧低下
ACE阻害剤 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
エナラプリル 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
イミダプリル 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
非ステロイド系抗炎症剤 イルベサルタンの降圧作用が減弱、更に腎機能が悪化
ロキソプロフェン イルベサルタンの降圧作用が減弱、更に腎機能が悪化
インドメタシン製剤 イルベサルタンの降圧作用が減弱、更に腎機能が悪化
リチウム製剤 中毒
炭酸リチウム 中毒
降圧作用を有する薬剤 降圧作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 アムロジピンの血中濃度が上昇
エリスロマイシン アムロジピンの血中濃度が上昇
ジルチアゼム アムロジピンの血中濃度が上昇
リトナビル アムロジピンの血中濃度が上昇
イトラコナゾール アムロジピンの血中濃度が上昇
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 アムロジピンの血中濃度が低下
リファンピシン類 アムロジピンの血中濃度が低下
シンバスタチン AUCが77%上昇
タクロリムス水和物 血中濃度が上昇し腎障害等のタクロリムスの副作用が発現

飲食物との組み合わせ注意

  • グレープフルーツジュース

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