処方薬
カデチア配合錠LD「あすか」
後発

カデチア配合錠LD「あすか」の基本情報

カデチア配合錠LD「あすか」の概要

商品名 カデチア配合錠LD「あすか」
一般名 カンデサルタンシレキセチル・ヒドロクロロチアジド配合剤(1)錠
薬価・規格 15.9円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 あすか製薬
ブランド カデチア配合錠LD「あすか」 他
YJコード 2149111F1036
レセプト電算コード 622506901
識別コード AK302
添付文書PDFファイル

カデチア配合錠LD「あすか」の主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 血圧を上げる物質(アンジオテンシンⅡ)の働きをおさえるとともに、尿の量を増やし、余分な水分や塩分を排泄する働きがあります。

カデチア配合錠LD「あすか」の用途

カデチア配合錠LD「あすか」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血中尿酸上昇、浮腫、咳、貧血、発疹、光線過敏症、めまい、動悸、ほてり、期外収縮、頭痛

起こる可能性のある重大な副作用

血管浮腫、顔面腫脹、腫脹、口唇腫脹、舌腫脹、咽頭腫脹、喉頭腫脹、ショック、失神、意識消失、冷感、嘔吐、急性腎障害、高カリウム血症、低ナトリウム血症、倦怠感、食欲不振、嘔気、意識障害、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、無顆粒球症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、低血糖、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、再生不良性貧血、溶血性貧血、壊死性血管炎、肺水腫、急性呼吸窮迫症候群、全身性エリテマトーデス悪化、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、間質性腎炎、急性近視、閉塞隅角緑内障、霧視、視力低下

上記以外の副作用

血中カリウム上昇、血清脂質上昇、総コレステロール上昇、高血糖症、悪心、口内炎、味覚異常、便秘、口渇、LDH上昇、Al-P上昇、白血球増多、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、頻尿、血中CK上昇、CRP上昇、勃起不全、視力異常、過敏症、そう痒、湿疹、蕁麻疹、顔面紅潮、起立性低血圧、心房細動、ふらつき、立ちくらみ、頭重感、不眠、眠気、舌のしびれ感、四肢のしびれ感、知覚異常、代謝異常、低カリウム血症、低マグネシウム血症、低クロール性アルカローシス、血清カルシウム上昇、電解質失調、血清総タンパク減少、腹部不快感、胃部不快感、心窩部痛、下痢、腹部疝痛、膵炎、唾液腺炎、皮膚エリテマトーデス、白血球減少、好酸球増多、血小板減少、紫斑、鼻出血、腰背部痛、筋痙攣、高カルシウム血症、副甲状腺障害、鼻閉、黄視症、耳鳴

カデチア配合錠LD「あすか」の用法・用量

  • 成人には1日1回1錠(カンデサルタン シレキセチル/ヒドロクロロチアジドとして4mg/6.25mg)を経口投与する
  • 本剤は高血圧治療の第一選択薬として用いない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カデチア配合錠LD「あすか」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 急性腎不全
    • 血液透析中
    • 無尿
    • 体液中のカリウム減少
    • 体液中のナトリウム減少
    • デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>
    • アリスキレンフマル酸塩投与中
    • 高カリウム血症
    • 両側性腎動脈狭窄
    • 片腎で腎動脈狭窄
    • 血清クレアチニン値が2.0mg/dLを超える腎機能障害
    • 手術前24時間
    • 肝機能障害
    • 浮腫のある高齢者
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 減塩療法中
    • 厳重な減塩療法中
    • 高カルシウム血症
    • 交感神経切除後
    • 腎機能障害
    • 腎障害
    • 心不全
    • 痛風
    • 低ナトリウム血症
    • 糖尿病
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 薬剤過敏症
    • 重篤な脳動脈硬化症
    • 血清カリウム値が高くなりやすい
    • コントロール不良の糖尿病
    • 重篤な冠動脈硬化症
    • 最近利尿剤投与を開始

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カデチア配合錠LD「あすか」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アリスキレンフマル酸塩 非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
デスモプレシン酢酸塩水和物<男性における夜間多尿による夜間頻尿> 低ナトリウム血症
カリウム保持性利尿剤 血清カリウム値が上昇
スピロノラクトン 血清カリウム値が上昇
トリアムテレン 血清カリウム値が上昇
エプレレノン 血清カリウム値が上昇
カリウム補給剤 血清カリウム値が上昇
利尿剤 降圧作用が増強
フロセミド 降圧作用が増強
トリクロルメチアジド 降圧作用が増強
降圧作用を有する薬剤 降圧作用が増強
β-遮断剤 降圧作用が増強
ニトログリセリン 降圧作用が増強
バルビツール酸誘導体 起立性低血圧が増強
アヘンアルカロイド系麻薬 起立性低血圧が増強
エタノール摂取 起立性低血圧が増強
カテコールアミン製剤 作用が減弱
ノルエピネフリン 作用が減弱
エピネフリン 作用が減弱
非脱分極性筋弛緩剤 麻痺作用が増強
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物 麻痺作用が増強
パンクロニウム臭化物 麻痺作用が増強
ACE阻害剤 腎機能障害、高カリウム血症、低血圧
ジギタリス剤 心臓に対する作用が増強し不整脈
ジゴキシン 心臓に対する作用が増強し不整脈
ジギトキシン 心臓に対する作用が増強し不整脈
乳酸ナトリウムを含有する輸液 チアジド系薬剤による代謝性アルカローシス・低カリウム血症が増強
炭酸リチウム 中毒
糖質副腎皮質ホルモン剤 低カリウム血症
ACTH 低カリウム血症
グリチルリチン製剤 血清カリウム値の低下
糖尿病用薬 作用が著しく減弱
スルホニルウレア系薬剤 作用が著しく減弱
インスリン製剤 作用が著しく減弱
コレスチラミン<経口> チアジド系薬剤の作用が減弱
非ステロイド系抗炎症剤 降圧作用が減弱、さらに腎機能が悪化
インドメタシン製剤 降圧作用が減弱、さらに腎機能が悪化

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

カデチア配合錠LD「あすか」と主成分が同じ薬

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カデチア配合錠LD「あすか」に関係する解説

ARB・利尿薬配合剤

  • カデチア配合錠LD「あすか」は、ARB・利尿薬配合剤に分類される。
  • ARB・利尿薬配合剤とは、血圧上昇などの要因となる体内物質(アンジオテンシンII)の受容体阻害作用とナトリウムや水分を尿として排出する利尿作用により、降圧作用などをあらわす薬。

ARB・利尿薬配合剤の代表的な商品名

  • プレミネント配合錠
  • エカード配合錠
  • コディオ配合錠
  • ミコンビ配合錠
  • イルトラ配合錠
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