アゼルニジピン錠16mg「ケミファ」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
そう痒、発疹、頭痛、頭重感、立ちくらみ、便秘、動悸、顔面潮紅、ほてり、好酸球増多、LDH上昇
起こる可能性のある重大な副作用
肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、房室ブロック、洞停止、徐脈、めまい、ふらつき
上記以外の副作用
ALP上昇、総ビリルビン上昇、BUN上昇、尿硝子円柱増加、尿酸上昇、総コレステロール上昇、CK上昇、カリウム上昇、カリウム低下、過敏症、血管浮腫、浮腫、光線過敏性反応、眠気、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎、肝機能異常、クレアチニン上昇、頻尿、倦怠感、異常感、浮遊感、気分不良、しびれ、乳び腹水
アゼルニジピン錠16mg「ケミファ」の用法・用量
- 通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する
- なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アゼルニジピン錠16mg「ケミファ」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
アゾール系抗真菌剤<外用剤を除く> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
イトラコナゾール<外用剤を除く> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
ミコナゾール<経口又は注射剤> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
フルコナゾール<経口又は注射剤> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
ホスフルコナゾール<経口又は注射剤> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
ボリコナゾール<経口又は注射剤> |
本剤のAUCが2.8倍に上昇 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 |
本剤の作用が増強 |
リトナビル |
本剤の作用が増強 |
ネルフィナビル |
本剤の作用が増強 |
アタザナビル |
本剤の作用が増強 |
ホスアンプレナビル |
本剤の作用が増強 |
ダルナビル |
本剤の作用が増強 |
コビシスタットを含有する製剤 |
本剤の作用が増強 |
シメチジン |
本剤の作用が増強 |
メシル酸イマチニブ |
本剤の作用が増強 |
マクロライド系抗生物質 |
本剤の作用が増強 |
エリスロマイシン |
本剤の作用が増強 |
クラリスロマイシン |
本剤の作用が増強 |
クエン酸タンドスピロン |
本剤の作用が増強 |
血圧降下剤 |
過度の降圧 |
ジゴキシン |
Cmaxが1.5倍・AUCが1.3倍に上昇 |
シンバスタチン |
AUCが2.0倍に上昇 |
シクロスポリン |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ベンゾジアゼピン系化合物 |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ジアゼパム |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
ミダゾラム |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
トリアゾラム |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
経口黄体・卵胞ホルモン |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
経口避妊薬 |
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強 |
リファンピシン類 |
本剤の作用が減弱 |
フェニトイン |
本剤の作用が減弱 |
フェノバルビタール |
本剤の作用が減弱 |